和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月18日(水)

白地に紫の模様 シャガの花が見頃

国道168号沿いの斜面で見頃を迎えているシャガの花(9日、和歌山県田辺市本宮町で)
国道168号沿いの斜面で見頃を迎えているシャガの花(9日、和歌山県田辺市本宮町で)
 和歌山県田辺市本宮町で、群生するシャガが白紫色の美しい花を咲かせている。

 山地の湿った林下、斜面などに群生するアヤメ科の常緑多年草。花は5センチほどの大きさで紫と黄色の模様がある。

 本宮町では、熊野川に架かる「備﨑橋」近くの国道168号沿いの斜面のほか、昨年12月に道普請をして通れるようになった大日山の麓を通る熊野古道へ続く道沿いなどで群生している。つぼみも多く、しばらくは楽しめそうだ。