田辺は定員を11人超過 和歌山県立高校の入試本出願
和歌山県教育委員会は4日、2020年度県立高校入試の本出願を締め切った。一般出願(2月25日)で田辺の普通科は、定員を42人上回っていたが、本出願では超過数が11人に抑えられた。一方、一般出願で定員を下回っていた神島の普通科は、定員を5人上回った。
受験生は、一般出願に応募した後、本出願で志望先を変更できる。
田辺の普通科の定員は200人で、前年度と比べて40人減らしている。一般出願では242人が出願し、定員超過数は県立高校で最多となっていたが、本出願では出願者が31人減少、211人となり、倍率は1・21倍から1・06倍に落ち着いた。
神島の普通科は一般出願で、定員120人を下回る108人が出願。倍率は0・90倍だったが、本出願では17人増えて125人となり、倍率は1・04倍に上昇した。
田辺の普通科の出願者減少数は全日制全体で最も多く、神島の普通科の増加数は3番目に多かった。
田辺工業の情報システム科も定員40人に対し、一般出願者は1人少なかったが、本出願では2人増え、41人となった。
このほか、日高以南では、紀央館の普通科(1・03倍)と工業技術科(同)で、本出願者が定員を超えた。
■桐蔭・普通科が 初の定員割れ
県立高校全日制は29校4分校62学科・コースが、一般選抜・スポーツ推薦合わせて6158人を募集。本出願者は一般出願より30人多い5518人。一般出願時より少なくとも366人が志望先を変更したと推測されるという。
倍率は0・90倍。一般出願時より0・01ポイント上がったが、4年連続で1倍を切り、現行制度になった09年度入試以降、最低となった。24校4分校45学科・コースで倍率が1倍を下回った。
また、県内有数の進学校として知られる桐蔭の普通科の出願者は198人で定員200人を下回った。県教委によると、定員を割るのは少なくとも現行制度になってから初めてという。
定時制は9校11学科が575人を募集し、一般出願より2人少ない174人が出願した。倍率は0・30倍。
学力検査は10日、面接や実技検査は11日に実施する。
受験生は、一般出願に応募した後、本出願で志望先を変更できる。
田辺の普通科の定員は200人で、前年度と比べて40人減らしている。一般出願では242人が出願し、定員超過数は県立高校で最多となっていたが、本出願では出願者が31人減少、211人となり、倍率は1・21倍から1・06倍に落ち着いた。
神島の普通科は一般出願で、定員120人を下回る108人が出願。倍率は0・90倍だったが、本出願では17人増えて125人となり、倍率は1・04倍に上昇した。
田辺の普通科の出願者減少数は全日制全体で最も多く、神島の普通科の増加数は3番目に多かった。
田辺工業の情報システム科も定員40人に対し、一般出願者は1人少なかったが、本出願では2人増え、41人となった。
このほか、日高以南では、紀央館の普通科(1・03倍)と工業技術科(同)で、本出願者が定員を超えた。
■桐蔭・普通科が 初の定員割れ
県立高校全日制は29校4分校62学科・コースが、一般選抜・スポーツ推薦合わせて6158人を募集。本出願者は一般出願より30人多い5518人。一般出願時より少なくとも366人が志望先を変更したと推測されるという。
倍率は0・90倍。一般出願時より0・01ポイント上がったが、4年連続で1倍を切り、現行制度になった09年度入試以降、最低となった。24校4分校45学科・コースで倍率が1倍を下回った。
また、県内有数の進学校として知られる桐蔭の普通科の出願者は198人で定員200人を下回った。県教委によると、定員を割るのは少なくとも現行制度になってから初めてという。
定時制は9校11学科が575人を募集し、一般出願より2人少ない174人が出願した。倍率は0・30倍。
学力検査は10日、面接や実技検査は11日に実施する。