和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年04月25日(金)
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【万博見どころ】よしもと館、巨大球体の“中身”解禁…異空間 重鎮そろい踏みで開幕、着々と笑いを稼ぐ

万博「よしもと waraii myraii館」=球体タマー (C)ORICON NewS inc.
万博「よしもと waraii myraii館」=球体タマー (C)ORICON NewS inc.
 大阪・関西万博が13日に開幕し、パビリオン「よしもと waraii myraii館」(吉本興業ホールディングス)の“中身”が明らかになった。

【写真多数】万博「よしもと館」球体タマーの内部、オープニングに重鎮登場など

 「よしもと waraii myraii館」は、西ゲートゾーンにあり、大屋根リングの外側に立地。付近には「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の実物大ガンダム像もあり、リングの内側にはカラフルな海外パビリオンが並ぶ。その中でも、よしもとらしいインパクトを放つ。

 パビリオンのテーマは「笑いのチカラで、こころとからだの健康を」。高さ約20メートル、オレンジ色の笑顔の球体は「タマー」と命名され、太陽光に輝く。向かいには、ステージの「アシタ広場」があり、芸人たちが連日登場。開幕初日のオープニングには、桂文枝、西川きよしの2大重鎮、かまいたちがそろった。

 球体タマーの内部には「異空間」が広がる。見るだけではなく、聴き・感じ・問いかける、ことを促す4つの展示で構成。「1本の巨大なネギ」など、独自路線を貫く。

 球体の斜面は、子どもたちの遊び場にもなる。また、ステージ前の畳スペースは、靴をぬいでくつろげ、大道芸や盆踊りも楽しめる。そして、笑顔検知ツールにより、期間中184日間、来場者の笑顔を着々とカウント。笑いからはじまる平和、健康、未来を目指す。

 6月15日には「Walk the Talk for SDGs in EXPO2025 UN&YOSHIMOTO」と題し、国連と吉本興業がタッグ。「みんなが笑顔になる一日」を目指し、万博会場内でさまざまな催しを実施する。

■笑顔の球体 タマー
・問いかけられるネギ(A Leek in Question)
一本のネギが、ただそこにたたずんでいる。微笑みや挫けない心を象徴するこの存在は、どこかに、かすかな違和感をまとっている。だがそれは、ただの間違いではない。造形とほぼ一致する映像が、かつて描かれた構想図として、そっと重ねられている。この作品は、変化、映像、実在の境界を曖昧にすることで、知覚と意味、そして制度そのものへの問いを静かに立ち上げる。そして、私たちが普段気づかない「支え」のあり方に、そっと揺さぶりをかけてきます。ネギがもっとも素敵に見える角度を探して撮影を楽しんでほしい。

・ゲームセンター(ARCADE)
懐かしい画面の光が、あなたをこの空間へと誘う。しかし、そこには何かが欠けている。コインを入れる場所も、ゲームを始める明確な方法もない。見慣れたアイコンやコントロールは、意図的に手の届かない場所へと配置されている。私たちは本当に“操作”しているのだろうか?もしかすると、そのルールを決めているのは、あなた自身なのかもしれない。

・ジャイアントボタン(GIANT BUTTON)
この作品は、選択と期待、反応と意味、そして行為と判断のあいだに揺れる知覚を通じて、意味が立ち上がる前の、不確かな揺らぎをそっと照らし出します。

・ドリップドロップ(DRIP DROP)
赤と青、二つのボタン。そのどちらかを押すと、言葉のような何かが頭上から現れ、跳ね返り、やがて地面に吸い込まれていく。もう一方を選んでいたら何が現れていたのかそれを知る術はない。さらに、操作しようとする身体の影が、視界を遮ってしまうこともあるだろう。そこでは、意味を遮るのは他者ではなく、意味を求めるその身体自身である。この作品は、選択と不可視、操作と視認、そして言語と沈黙の関係をめぐる体験を通じて、知覚と意味の不確かさを静かに映し出します。

■アシタ広場
Comedy show=表情、身振りで演じるコメディショー。毎日3ステージ(午後1時~1時30分、午後3時~3時30分、3回目 午後5時~5時30分)。

Comedy showプログラム第1弾(4月13日~5月6日)
「なんでやねん(NANDEYANEN)」(作・演出:川泰畑史)
設定は侍がいた時代。とある町人がお茶屋でくつろごうとするとなぜかその町人だけ扱いが悪く、戦いにまで巻き込まれる。伝統的な新喜劇の笑いのパターンを取り入れ、誰もが笑える内容。
※川畑泰史からの作品の見どころ
演目で多用している「なんでやねん」には、怒る時はもちろん、悲しむ時、困った時、笑う時など、さまざまな場面で使われます。この汎用性の高い言葉の素晴らしさを全世界の人々に知ってもらいたいと考えております。

毎日午後6時15分~「盆踊りのアシタ」
盆踊りといっても、伝統的な盆踊りにダンスやカラオケを融合させた、クールジャパンを体現する新しいエンターテイメント。学生がデザインした櫓を設置し、盆踊りだけでなく、舞台でカラオケも歌唱できる新しい参加型イベント。万博会場で十八番を披露するという貴重な体験となる。

■このほか
「IKOI」の畳スペースでは、靴を脱ぎ、くつろぎながら語り合うことができる。
「○○のアシタ」企画も予定し、「あそびのアシタ」ではけん玉やだるま落としなどの日本の伝統的な遊び体験、「大道芸のアシタ」ではパフォーマーの大道芸が楽しめるほか、「ウェルビーイングのアシタ」や「いすのアシタ」など、広場を活用した斬新・多彩な「アシタ」を描く。

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