和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月23日(土)

田辺市が6年ぶり優勝 和歌山県市町村対抗ジュニア駅伝

市町村対抗ジュニア駅伝で、両手を大きく広げ、優勝のゴールテープを切る和歌山県田辺市の宮本優希君(16日、県庁前で)
市町村対抗ジュニア駅伝で、両手を大きく広げ、優勝のゴールテープを切る和歌山県田辺市の宮本優希君(16日、県庁前で)
 小中学生10人がたすきをつなぐ「第19回和歌山県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会」が16日、和歌山市の21・1キロのコースで開かれ、田辺市が6年ぶり3回目の優勝を飾った。時折、強い雨が降る悪天候の中、各選手が力を出し切り、同市としては過去2番目に早い1時間9分0秒でゴールした。 

 県と県教育委員会、県体育協会が主催し、北山村を除く29市町とオープン16チームが出場。昨年準優勝で、6年ぶりの返り咲きを目指す田辺市と、5連覇を狙う海南市との優勝争いが注目された。

 仁坂吉伸知事の号砲を合図に、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場をスタートすると、田辺市は1区から終始トップでたすきをつないだ。途中、海南市にじりじりと差を縮められる場面もあったが、最後は30秒以上の差をつけてゴールした。

 2位は海南市(1時間9分34秒)、3位は和歌山市(1時間10分49秒)だった。

 印南町以南の順位と時間は次の通り。那智勝浦町の時間はチーム新記録。

 (10)串本町(1時間14分21秒)(12)那智勝浦町(1時間14分48秒)(15)印南町(1時間15分6秒)(16)白浜町(1時間15分30秒)(18)みなべ町(1時間16分14秒)(20)上富田町(1時間16分42秒)(23)新宮市(1時間18分8秒)(25)すさみ町(1時間19分45秒)(27)太地町(1時間21分47秒)(29)古座川町(1時間25分27秒)

 オープンチーム=田辺市A(1時間13分8秒)、田辺市B(1時間17分10秒)、那智勝浦町(1時間19分37秒)、串本町(1時間21分35秒)



 優勝した田辺市の出場メンバーは次の皆さん。1区・中学生男子=合川歩輝(上秋津3年)▽2区・中学生女子=大江咲歩(田辺3年)▽3区・小学生女子=石橋京華(田辺第二6年)▽4区・中学生女子)=大木原礼彩(東陽3年)▽5区・中学生男子=惠中春斗(明洋3年)▽6区・小学生女子=坂本鶴月(田辺東部5年)▽7区・小学生男子=澤越庵治(田辺東部5年)▽8区・中学生女子=山中優依(大塔2年)▽9区・小学生男子=佐井川湧牙(田辺第一6年)▽10区・中学生男子=宮本優希(東陽3年)