ラグビーのまち定着へ 合宿続く上富田町
昨年秋のラグビーワールドカップ(W杯)が終わってからも、和歌山県上富田町へラグビーの合宿が続いている。11月の7人制日本代表候補に続き、30日から高校日本代表候補の合宿が始まった。2月中旬には7人制女子の日本代表も訪れる。環境の良さなどから「ラグビーのまち」として定着しつつある。
30日午後、高校ラグビーの日本代表候補に選ばれた全国の選手45人とスタッフ15人が上富田町朝来の上富田スポーツセンターを訪れた。日本ラグビーフットボール協会が高校世代の育成や人材発掘を目的にした合宿で、2月1日まで。3月のウェールズ遠征に向け、合宿で代表選手26人を選出する。
訪れた選手は、この年末年始に花園であった全国高校ラグビー大会で優勝した桐蔭学園(神奈川)や準優勝の御所実業(奈良)、ベスト4の東福岡(福岡)や常翔学園(大阪)など強豪校の3年生。長旅の疲れも見せず、走り込みやタックルなどハードな練習をこなした。
コーチ陣は全国の高校ラグビー部やトップリーグの指導者が集まった。熊野高校ラグビー部顧問の瀬越正敬さん(45)もコーチの一人。
瀬越さんはラグビーの合宿を誘致する仕掛け人でもある。町職員で7人制ラグビーで国体に出場している瀧本拓哉さん(33)らと一緒に上富田スポーツセンターの充実した設備や自然環境をPRし、7人制や15人制の男女の日本代表、トップチームなど多くの合宿を誘致してきた。昨年のW杯前には、出場国のナミビアが合宿した。
7人制女子日本代表は2月13~19日に訪れる。2月29日と3月1日、3月28~30日には、全国の高校や成年チームが集う「ラグビーフェスタ」がある。
瀬越さんは「高校日本代表候補が8年前に合宿し、その後、さまざまなカテゴリーの選手が合宿した。設備もより充実し、この地の良さを再認識してもらっている。ラグビーの合宿が定着して地元の発展につながれば」と話す。
今回の高校日本代表候補の合宿では、熊野高校ラグビー部員も飲料水の提供や計測などで練習をサポートしている。主将の佐久間流夏君(2年)は「高いレベルの選手の気持ちのつくり方や態度は勉強になる」、副主将の白木智隆君(2年)は「日本代表候補の選手を見て、主張や発信することの大切さを感じる」と、刺激を受けたようだった。
30日午後、高校ラグビーの日本代表候補に選ばれた全国の選手45人とスタッフ15人が上富田町朝来の上富田スポーツセンターを訪れた。日本ラグビーフットボール協会が高校世代の育成や人材発掘を目的にした合宿で、2月1日まで。3月のウェールズ遠征に向け、合宿で代表選手26人を選出する。
訪れた選手は、この年末年始に花園であった全国高校ラグビー大会で優勝した桐蔭学園(神奈川)や準優勝の御所実業(奈良)、ベスト4の東福岡(福岡)や常翔学園(大阪)など強豪校の3年生。長旅の疲れも見せず、走り込みやタックルなどハードな練習をこなした。
コーチ陣は全国の高校ラグビー部やトップリーグの指導者が集まった。熊野高校ラグビー部顧問の瀬越正敬さん(45)もコーチの一人。
瀬越さんはラグビーの合宿を誘致する仕掛け人でもある。町職員で7人制ラグビーで国体に出場している瀧本拓哉さん(33)らと一緒に上富田スポーツセンターの充実した設備や自然環境をPRし、7人制や15人制の男女の日本代表、トップチームなど多くの合宿を誘致してきた。昨年のW杯前には、出場国のナミビアが合宿した。
7人制女子日本代表は2月13~19日に訪れる。2月29日と3月1日、3月28~30日には、全国の高校や成年チームが集う「ラグビーフェスタ」がある。
瀬越さんは「高校日本代表候補が8年前に合宿し、その後、さまざまなカテゴリーの選手が合宿した。設備もより充実し、この地の良さを再認識してもらっている。ラグビーの合宿が定着して地元の発展につながれば」と話す。
今回の高校日本代表候補の合宿では、熊野高校ラグビー部員も飲料水の提供や計測などで練習をサポートしている。主将の佐久間流夏君(2年)は「高いレベルの選手の気持ちのつくり方や態度は勉強になる」、副主将の白木智隆君(2年)は「日本代表候補の選手を見て、主張や発信することの大切さを感じる」と、刺激を受けたようだった。