『キャプテン翼』最新作、ネームで異例のデジタルコミックス発売 紙版の刊行予定なし
漫画『キャプテン翼』(作者:高橋陽一)の最新作となるネーム作品『キャプテン翼 ライジングサン FINALS』のデジタルコミックス1巻が本日4日に発売された。紙コミックスの刊行予定はなく、ネーム作品のコミックスが発売されるのは異例で、2巻は2月4日に発売される。
【画像】フィールドが血だらけ… 公開された『キャプテン翼』新作の第2巻イラスト
同作は、2024年7月よりWEBサイト「キャプテン翼WORLD」にて連載中で、作者・高橋氏の体力の衰えや執筆環境の変化により、漫画を描くことが困難になってきたことが理由で開始。そのため漫画連載が2024年4月に終了していたが、「『キャプテン翼』の最終回までの“物語”を残す決断」をした高橋氏が、漫画連載の続きを描く形で鉛筆描きの「ネーム形式」で週刊連載している。
デジタルコミックス発売以降は、デジタルコミックス収録分話数が有償(第1話を除く)となるが、デジタルコミックス収録分以外は完全無料で読むことができる。
また、2024年夏に東京・日本橋三越本店にて開催した「キャプテン翼原画展 ~FINAL そして未来へ!~」の巡回が決定。『キャプテン翼』の過去・現在・未来を凝縮した一大原画展を2025年2月17日より大阪・大丸梅田店にて開催される。
高橋氏の漫画家デビュー作品となる『キャプテン翼』は、サッカーの天才少年・大空翼を主人公に、翼やそのチームメイト、ライバルたちの成長を描いた物語。爽やかなストーリーと個性豊かなキャラクター、そして誰もが真似したくなる迫力のある技の数々で一躍大人気となり、国内外で多くのプロサッカー選手誕生のきっかけになるなど、現実世界に大きな影響を与えてきた。
1980年4月に『週刊少年ジャンプ』にて読切作品として掲載、81年3月から同誌で連載をスタートさせ、翼の小学生~ジュニアユース時代を描いたのち、88年22号で連載が終了すると、翼の成長にあわせ物語の舞台を移し、これまで数々のシリーズを連載。コミックスの全世界シリーズ累計発行部数は9000万部を突破し、テレビアニメ化、ゲーム化もされた。
なお、漫画連載の終了理由について作者・高橋氏は、体力の衰えや執筆環境の変化により、漫画を描くことが困難になってきたとし、「ここ数年、この先の物語をいったいどこまで描けるのか、ずっと考えていました。そして今回、最後まで連載にこだわり体力の限界まで“漫画”を描き続けるよりも、連載をやめ『キャプテン翼』の最終回までの“物語”を残す決断をしました」とネーム形式での連載を決めたと説明。
「今、頭の中には『キャプテン翼』の一応の目安の最終回までの構想があります。ですが計算すると、この構想をすべて漫画化するにはこの先40年以上かかってしまうかもしれません。それを実現させるのは現実的ではないと感じた一方、たとえばネーム(漫画制作の元となる絵コンテのようなもの)などの形で“物語”を残すことだけに集中すればできるかもしれない、と思いつきました」。
まだ構想がある今後の物語をすべて漫画化すると40年以上かかることから、ペン入れなし、トーンも貼られていない状態のネームの形で制作を継続し、「漫画家は引退しますが、絵を描くこと、ストーリーを考えることはまだ好きなことなので、それらはこれからも続けていくつもりです。もしかしたらセミリタイア的な感じになってしまうかもしれませんが、創作活動は続けていくつもりです」とコメントを寄せている。
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同作は、2024年7月よりWEBサイト「キャプテン翼WORLD」にて連載中で、作者・高橋氏の体力の衰えや執筆環境の変化により、漫画を描くことが困難になってきたことが理由で開始。そのため漫画連載が2024年4月に終了していたが、「『キャプテン翼』の最終回までの“物語”を残す決断」をした高橋氏が、漫画連載の続きを描く形で鉛筆描きの「ネーム形式」で週刊連載している。
デジタルコミックス発売以降は、デジタルコミックス収録分話数が有償(第1話を除く)となるが、デジタルコミックス収録分以外は完全無料で読むことができる。
また、2024年夏に東京・日本橋三越本店にて開催した「キャプテン翼原画展 ~FINAL そして未来へ!~」の巡回が決定。『キャプテン翼』の過去・現在・未来を凝縮した一大原画展を2025年2月17日より大阪・大丸梅田店にて開催される。
高橋氏の漫画家デビュー作品となる『キャプテン翼』は、サッカーの天才少年・大空翼を主人公に、翼やそのチームメイト、ライバルたちの成長を描いた物語。爽やかなストーリーと個性豊かなキャラクター、そして誰もが真似したくなる迫力のある技の数々で一躍大人気となり、国内外で多くのプロサッカー選手誕生のきっかけになるなど、現実世界に大きな影響を与えてきた。
1980年4月に『週刊少年ジャンプ』にて読切作品として掲載、81年3月から同誌で連載をスタートさせ、翼の小学生~ジュニアユース時代を描いたのち、88年22号で連載が終了すると、翼の成長にあわせ物語の舞台を移し、これまで数々のシリーズを連載。コミックスの全世界シリーズ累計発行部数は9000万部を突破し、テレビアニメ化、ゲーム化もされた。
なお、漫画連載の終了理由について作者・高橋氏は、体力の衰えや執筆環境の変化により、漫画を描くことが困難になってきたとし、「ここ数年、この先の物語をいったいどこまで描けるのか、ずっと考えていました。そして今回、最後まで連載にこだわり体力の限界まで“漫画”を描き続けるよりも、連載をやめ『キャプテン翼』の最終回までの“物語”を残す決断をしました」とネーム形式での連載を決めたと説明。
「今、頭の中には『キャプテン翼』の一応の目安の最終回までの構想があります。ですが計算すると、この構想をすべて漫画化するにはこの先40年以上かかってしまうかもしれません。それを実現させるのは現実的ではないと感じた一方、たとえばネーム(漫画制作の元となる絵コンテのようなもの)などの形で“物語”を残すことだけに集中すればできるかもしれない、と思いつきました」。
まだ構想がある今後の物語をすべて漫画化すると40年以上かかることから、ペン入れなし、トーンも貼られていない状態のネームの形で制作を継続し、「漫画家は引退しますが、絵を描くこと、ストーリーを考えることはまだ好きなことなので、それらはこれからも続けていくつもりです。もしかしたらセミリタイア的な感じになってしまうかもしれませんが、創作活動は続けていくつもりです」とコメントを寄せている。
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