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2024年11月28日(木)

【大阪成蹊大学】芸術学部学生の作品3点が「日本パッケージデザイン学生賞 2024」で全744点の応募の中から銅賞・企業賞・審査員特別賞を受賞!その他に18点が入選



大阪成蹊大学(大阪市東淀川区/学長 中村佳正)芸術学部 造形芸術学科 グラフィックデザインコースの2年生3名の作品が「日本パッケージデザイン学生賞 2024」で銅賞(1点)、企業賞(1点)、審査員特別賞(1点)を受賞し、11月25日(月)に授賞式が行われました。その他に18点が入選しました。




日本パッケージデザイン学生賞とは、公益社団法人 日本パッケージデザイン協会(JPDA)が主催し、公募により広くオリジナル作品を募集して選考するコンペティションです。JPDA学生賞2024は本年6月より「かわる」をテーマに作品募集が行なわれました。

第3回となる2024年度は全国の大学・専門学校から744点の応募があり、一次審査では18名の一次審査員(協会会員)により入選作品237点が選ばれ、二次審査においては協会会員審査員12名に外部特別審査員5名を加えた17名による討議にて、大賞1点、金賞2点、銀賞2点、銅賞2点、企業賞6点、審査員特別賞17点の計30点が選ばれました。





受賞作品について

【銅賞作品】
作品名:「薬」を「楽」しく変えるパッケージ
受賞者: ティファニー ルブルン スダルゴ(芸術学部 造形芸術学科 グラフィックデザインコース2年生)



作品コンセプト:日本調剤の調査によると、乳幼児を持つ親の約6割が、子供が飲み薬を嫌がった経験があることが分かりました。 そこで、薬は怖いという先入観を変えるため、福引型のパッケージを考えました。パッケージをぐるぐる回すとラッキースターの形に包まれた錠剤が出てきます。錠剤に巻かれた紙を解いて広げると、運勢が書かれています。


受賞者コメント:この度は、JPDA学生賞にて銅賞を頂戴し誠に光栄に思い、本当にありがとうございます。薬のパッケージデザインに取り組む中で、さまざまな課題に直面いたしましたが、その一つひとつを解決する過程で多くの学びを得ることができました。ここまで頑張ることができたのは、ご指導くださった先生方、支えてくれた友人や家族の皆さまのおかげです。これからも精進を重ね、社会に貢献できる人として活躍ができるように努力を続けていきます。




【企業賞 大商硝子賞作品】
作品名: 今日はどの粉?(きょうはどのこ?)
受賞者: 河合 香実(芸術学部 造形芸術学科 グラフィックデザインコース2年生)


作品コンセプト:子供が毎日どの色にするか、どの味にするかを選べる歯磨き粉のパッケージデザインです。 子供がイヤイヤ期で歯磨きを嫌がり、虫歯の心配をする親が多いと思います。そんな中、イヤイヤ期の子供には選択肢を与えると良いということで、絵の具をモチーフに「今日はどの歯磨き粉にする?」と、自分で歯磨き粉を選べるデザインにしました。 1つを選ぶも良し、混ぜてどんな色になるのか、どんな味になるのかを楽しむことも出来ます。


受賞者コメント:この度はJPDA学生賞にて企業賞を賜り、身に余る光栄に存じます。私は大阪成蹊大学に入学するまで、全く美術経験がありませんでしたが、未熟な私に温かくご指導くださる先生方、いつも支えてくれる同級生のおかげで受賞することができたと感じております。頂いた賞に恥じぬよう、より一層励んでまいります。




【審査員特別賞 吉田馨賞作品】
作品名: 妊婦さんのための甘酒
受賞者: 小坂 桜華(芸術学部 造形芸術学科 グラフィックデザインコース2年生)


作品コンセプト:この作品は、商品を買うだけでパートナー間でのコミュニケーションが増え、体内から妊婦さんをサポートすることで、少子高齢化社会の印象や風潮がかわっていくというコンセプトです。米麹甘酒に含まれている成分には、妊婦さんの身体に必要な栄養がバランスよく含まれているので、悪阻などの食欲不振の際にも最適です。またお買い物時に楽しめるとともに、赤ちゃんの名前をパートナーと一緒に相談しながら選べるパッケージデザインにしました。

受賞者コメント:この度は、吉田馨賞という輝かしい賞を頂戴し誠に光栄に思います。この賞をいただけたのは紛れもなく先生方のご指導や同級生の支えあってのものだと考えております。右も左もわからない私に、いつも優しいお言葉から厳しいご指導まで様々な方向から真っ直ぐに向き合ってくださり、本当にありがとうございます。今回の受賞を励みに、これからも日々精進していきます。





【大阪成蹊大学 芸術学部について】
大阪成蹊大学 芸術学部は、それぞれの将来の夢や目標を叶えるための8コースを擁しています。自分の興味のある分野から芸術を探求し、その成果を社会で活かしていくには、専門性のある技術の修得はもちろん、豊かな人間力を養うことも求められます。社会の中で芸術やデザインの果たす役割について考え、その可能性を拓くことのできる人材を育成しています。


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