和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月04日(月)

自民がトップ29% 比例の得票率、和歌山県内

開票作業をする田辺市の職員(和歌山県田辺市上の山1丁目で)
開票作業をする田辺市の職員(和歌山県田辺市上の山1丁目で)
各政党の和歌山県内での比例得票数と得票率
各政党の和歌山県内での比例得票数と得票率
 27日に投票された和歌山県内の衆院選比例代表の得票率は、1位が自民党の28・98%で、2位が日本維新の会の16・61%、3位が公明党の15・04%、4位が立憲民主党の13・12%、5位が日本共産党の7・03%だった。前回衆院選(2021年10月)と上位5党の順位に変動はなかったが、立憲以外は票を減らした。 

 県内の比例代表の投票者数は44万102人。投票率は56・86%で、前回を1・37ポイント下回った。

 得票数は、自民が12万3050票、日本維新が7万546票、公明が6万3848票、立憲民主は5万5726票、日本共産党2万9858票だった。

 6番目以降は、れいわ新選組が2万5372票(5・98%)、国民民主党2万5247票(5・95%)、参政党1万5713票(3・70%)、日本保守党の1万1107票(2・62%)、社会民主党の4163票(0・98%)だった。れいわは前回の2倍以上に躍進した。

■維新が7議席 比例近畿ブロック

 比例近畿ブロック(定数28)全体では、維新が得票トップで7議席を獲得した。次いで自民が6、立憲4、公明3、共産と国民、れいわがそれぞれ2、参政と保守が各1議席を得た。

 県内の当選者は、自民前職の石田真敏氏(72)と維新前職の林佑美氏(43)の2人。石田氏は今回、比例単独候補として9選を果たした。林氏は1区で落選したものの、惜敗率で復活当選した。