和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年10月22日(火)

Kadamba Intrac Private Limited間の実証実験を通して、送金時のセキュリティ向上を目指し、グループ会社のオンラインバンク DMCへのRC-Authの本格導入を開始

株式会社PAY ROUTE
株式会社PAY ROUTE (本社:大阪府大阪市北区、代表取締役:田川 涼)は、インドで金融サービスの提供をしているKadamba Intrac Private Limited(本社:インド アターラ・カナダ、Director Sri:Anantkumar Hegde 以下:Kadamba)との共同研究の結果をもとに、グループ会社のオンラインバンクであるDMCへのRC-Auth※の本格導入・契約提携を開始いたしました。



株式会社PAY ROUTEは、個人が特定できてしまうであろう番号との紐づけを一切しないID/パスワードレスを可能にする技術である「ROUTE CODE」を展開しています。この度、 DMCのグループ会社であるKadambaと5月から実施している共同研究の結果を受け、RC-Authの本格導入・契約提携を開始いたしました。

インド国内ではオンラインバンクでの送金時等にワンタイムパスワード(OTP)の利用が必須でしたが、ハッキングやフィッシング詐欺の多発により、ワンタイムパスワード(OTP)だけでなく、他の認証技術の導入が求められていました。そこで、PAY ROUTE社では、5月からKadambaとPAY ROUTEにおいての共同研究を行い、ROUTE CODEに内包されているRC-Authの有効性が期待できると考えられたため、本格導入・業務提携の開始にいたりました。

今回の本格導入・業務提携ではDMCでRC-Authを活用することで、認証の仕組みをOTP(ワンタイムパスワード)の代わりに自行独自の認証システムを構築することを目指しております。自行独自の認証システムを構築することによって送金時の認証セキュリティ強化が期待されます。

今後は、インドの他銀行やインド決済公社(NPCI)を通じて、 RC-Authによる認証・決済システムの普及活動、さらに国内を含む各国への利用展開を推進してまいります。

※RC-Auth(アールシーオース)
秘密鍵・公開鍵を利用した双方向認証技術の名称。
RC-AuthのSDK(Software Development Kit:ソフトウェア開発キット)を利用して、アプリに安心・安全な決済や認証機能を追加することが可能になる。

※本製品・サービスは、権利を保有する株式会社プラットフィールドとのライセンス契約に基づき提供されます。
- 双方向認証技術のRC-Authとは

PAY ROUTE社のキーとなる秘密鍵・公開鍵を利用した双方向認証「RC-Auth」。「RC-Auth」は完全なゼロ知識認証でIDもパスワードも不要となった“よりセキュア”な認証技術です。ゼロ認証ですのでそもそも入力して盗まれる認証情報がなく、フィッシング詐欺の恐れをなくすることが可能です。
さらにこのRC-Authの技術をROUTE PAYにも活用することで、個人が特定できてしまうであろう番号との紐づけを一切せず、決済時にID/パスワードを無くすことを可能にしています。



- 提携の詳細

本目的は、DMC(kadambaのグループ会社のオンラインバンク)にてRC-Authを活用し、OTP(ワンタイムパスワード)の代わりに自行独自の認証システムを構築することで、 認証の仕組みを自行独自の送金時の認証セキュリティ強化を目指します。
具体的には、DMCバンクアプリで送金(設定金額以上の送金)をする際の認証としてRC-Authを利用します。



- Kadamba Intrac Private Limited, Director Sri, Anantkumar Hegde 氏 コメント

共同研究の結果、ROUTE CODEは、セキュリティの強化に有効であることが期待されます。そのことから、RC-Authを活用して自行独自のセキュリティシステムを構築し、ユーザーの皆様にフィッシング詐欺などを未然防止できる安心・安全な金銭の取り扱いできるようにしました。今後も、何不自由なく安心感のある日常生活が価値として創出できる状態をPAY ROUTEと共に創り上げたいと考えています。
■Anantkumar Hegde 氏 の経歴
インドの政治家であり、元技能開発・起業家精神担当国務大臣、現職のウッタラ・カンナダ選挙区国会議員。インド人民党(BJP)の党員でありながら、国民統一党(RSS)のボランティアとしても活動している。また、科学技術、銀行・金融サービス、コミュニティ企業、電子商取引など幅広い分野の事業を経営している。

- 株式会社PAY ROUTE 代表取締役 田川 涼 氏 コメント

この度、弊社の技術であるROUTE CODEにインドよりご関心を持っていただき、金融上の取引における安全性の向上や個人情報の盗用を防ぐ認証技術の研究の末、本格導入を実施することになりました。今後の展開としては共同研究を継続し、RC-Authを活用して認証から決済の領域まで広げて、安心・安全な金銭の取り扱いに合わせ、ユーザーの商品購入やサービス利用など各種支払いなどの決済に関しても、さらに利便性の高さを追究していきたいと思います。
PAY ROUTE/ROUTE PAYは現在日本を中心に事業を展開していますが、日本のみならず海外の市場でも複合フィンテック企業として貢献ができるということを改めて証明をしてまいります。

- Kadamba Intrac Private Limitedについて

【会社概要】
社 名 :Kadamba Intrac Private Limited
所在地 :17 KHB Colony, Sirsi Uttara Kannada, Karnataka 581402
設 立 :1999年
代表者 :Director Sri Anantkumar Hegde
事業内容 :科学技術、銀行・金融サービス、コミュニティ企業、電子商取引、慈善活動
URL : https://www.Kadamba.co.in/

- 株式会社PAY ROUTEについて

「複合FinTechの力により、安心で笑顔の溢れる世の中をつくり続ける」をパーパスとし、クレジットカード決済事業、オンライン決済事業、セキュリティ開発事業、決済ソリューション開発事業を主業に展開。『Visaインターナショナル×国内クレジットカード会社』より正式に認可されたアクワイアリング・エージェント(通称:AA)として、クレジットカード加盟店業務を行うVisaの加盟店総合窓口を担っております。
弊社はキャッシュレス事業に10年以上取り組みセキュリティの変遷を体感してきており、キャッシュレスのトレンドが上昇する一方で、お金に関する事件や不正の増加が止まらない世の中になっています。そうした背景や社会課題として捉えられるこの現状の解決策として、ID/パスワードレスのログインシステム「ROUTE CODE」およびID/パスワードレス決済「ROUTE PAY」の開発により、加速的に新サービスを展開しています。

【会社概要】
社 名 :株式会社PAY ROUTE(ペイルート)
所在地 :本社   大阪府大阪市北区堂島1-1-25 新山本ビル6F
      東京支社 東京都港区赤坂3-13-3 赤坂セントラルビル2F
設  立 :2011年4月
代表者 :代表取締役 田川 涼
資本金 :1億9,907万5,000円
事業内容 :クレジットカード決済事業、オンライン決済事業、セキュリティ開発事業、
      決済ソリューション開発事業
URL :https://pay-route.co.jp/
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