和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年10月22日(火)

SAS、Chartisの評価において企業向けおよび決済向けの不正防止ソリューションのリーダーに選出

不正防止、検出、モニタリングで高スコアを獲得し、11年連続でSASがトップに

データとAIのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、Chartis Researchによる「Enterprise and Payment Fraud Solutions, 2024: Market Update and Vendor Landscape(2024年度企業向けおよび決済向け不正防止ソリューション:市場動向とベンダー分析)」( https://www.sas.com/ja_jp/news/analyst-viewpoints/chartis-risktech-quadrant-for-enterprise-payment-fraud-solutions.html
)において、カテゴリー・リーダーに選出されました。SASが企業向け不正防止に関するレポートで、Chartisから最高の評価を得てカテゴリー・リーダーとなるのは11年連続となります。

SAS®Fraud Decisioning( https://www.sas.com/en_us/software/fraud-decisioning.html
)は、Chartisが評価した26のプロバイダーのソリューションの中で、決済不正防止ソリューションの「製品・サービスの完全性」の評価指標すべてにおいて、最高スコアを獲得しています。決済システムのスコアでは、「クラス最高の機能」を意味する5つ星評価をすべての指標で獲得した唯一のベンダーとなりました。さらに、不正の類型化、スピード、ボリューム、パフォーマンス、不正と分析モデリングにおいて5つ星評価を獲得し、決済不正防止ソリューションのコア・テクノロジーにおいても最高の評価を獲得しています。

Chartisはまた、企業向け不正防止ソリューションにおいても、SASに高いスコアを与えており、評価を行ったすべての機能で「クラス最高」または「業界最高」と評価しています。

Chartis Researchのディレクターであるニック・ヴィッチェフ(Nick Vitchev)氏は、次のように述べています。「SASが長年、カテゴリー・リーダーの地位を維持していることは、SASがAI技術に精通し、深い専門知識を有し、不正と金融犯罪のライフサイクル全体にフォーカスしていることを反映しています。不正のサイクル全体にわたる拡張性とシステム構成は、SASのエンタープライズ・プラットフォームによるものです。SASの技術は、多層的なリアルタイム検出を可能にし、APP詐欺やマネー・ミュールなど、検出が非常に難しい不正であっても、非常に効果的にフラグを立て、誤検知を減らすことができます」

「エンドツーエンドの不正防止、検出、調査」で業界をリード
Chartis社のベンダー分析によると、SASは「不正防止のために必要なすべてのコンポーネントにおいて、エンドツーエンドの不正防止、検出、調査を提供している」と評価されています。さらに、「業界トップベンダーの実例」として、SASの強みであるいくつかの分野を挙げています。

さまざまな金融犯罪に対するエンドツーエンドのソリューション:SASは、共通のクラウドネイティブな意思決定プラットフォーム上にソリューションを再構築するために、R&Dに10億ドルを超える再投資を行っています。これには不正や金融犯罪のソリューションも含まれており、その結果、アンチマネーロンダリング(AML)、顧客デュー・ディリジェンス、制裁、本人確認と認証、決済不正モニタリング、取引を伴わない不正の検出をサポートするシステム構築を実現しています。




SASが特許取得済みのシグネチャに含まれるデジタル信号のデータ・オーケストレーション:この機能により地理的情報、デバイスインテリジェンス、生体認証データを組み合わせて、デジタル決済のモニタリング、合成ID詐欺の検出、VDR(value detection rate)の向上を可能にします。




デザインタイムUIがモデルパイプラインUIを通じて、SASとオープンソースのモデルの展開をサポート:ローコード/ノーコード・インターフェイスにより、データ・サイエンティストは、AIが生成したドキュメントやモデル・スコアカードを使用して、複数のモデリング技術を試してみることができるようになります。




ガイド付きルール分析インターフェイスにより、アラート処理、ルーティング、キューイングプロセスの当日中の調整が可能に:戦略の変更が経営に与える影響を予測するための推定や影響分析も、システムによりサポートされています。




業界の専門家による深い知識:SASでは、トレンドやベストプラクティスを顧客に提供するという、定期的な『ヘルスチェック』が行われています。こうした専門知識により、SASのクライアントのカスタマー・エクスペリエンス(顧客経験)は差別化されています。

レポートでは、SASの「非常に強力なモデリング機能」が強調されており、その不正対策テクノロジーの強力さ、深さ、柔軟性がクローズアップされています。アナリストによると、この技術は「企業がリスク許容度のみならず、個別の不正の種類やサブカテゴリ、支払いチャネル、垂直的・水平的なフォーカスといった非常に細かな要件に合わせて、アプローチを調整できます。また、SASのソリューションはデータ統合を簡素化し、企業が内部データ、外部データ、そしてサードパーティのデータをすべて統合し、不正検出や対策のニーズに応じたより優れた予測モデルを作成することができます。単一のテクノロジー・プラットフォームでデータを統合することで、企業は新たな不正トレンドに対応しつつ、柔軟にスケールアップすることができるのです」と報告されています。

生成AIの活用
データとAIのグローバル・リーダーに要求されるものとして、SASでは、リスク、不正、コンプライアンス・ソリューションに、強力な生成AI機能( https://www.sas.com/ja_jp/insights/analytics/generative-ai.html
)を搭載しています。Chartisのレポートには、「この分野のリーディング・ベンダーは、さまざまなユースケースにおいて生成AIの活用を推し進めています。合成データの生成、大規模な非構造化データの解釈、Co-Pilotを使用したワークフローの自動化などです」と記載されています。

さらにアナリストは、「SASはこれらすべての分野にわたって高度な機能を提供しており、標準機能だけでなく、クライアントがカスタムの生成AI機能を構築できるようにしています」と評価しています。

SASのリスク・不正対策およびコンプライアンス・ソリューション担当シニアバイスプレジデントであるスチュ・ブラッドリー(Stu Bradley)は、次のように述べています。「Chartisのこの評価は、SASが不正対策テクノロジーの分野で業界標準を打ち立てていることのさらなる証です。SASは独自技術を使用したソリューションを通じて、顧客のニーズに応えるとともに、一貫性のある管理された方法でAI機能を段階的に導入することで、顧客が自らを差別化できるよう支援します」

不正対策の今後の展望
進化し続ける不正やスキームに対抗するために、不正対策の専門家は、AI、予測モデル、バイオメトリクス、ロボット工学などのテクノロジーをどのように活用しているのか。公認不正検査士協会(ACFE)とSASの共同調査による2024年度不正対策テクノロジー・ベンチマーク・レポートは、https://www.sas.com/en_us/offers/24q1/anti-fraud-technology.html
からダウンロード可能です。

Chartis Researchについて
Chartis Research( https://www.chartis-research.com/
)は、リスクテクノロジーのグローバル市場に関する調査と分析を提供するリーディングプロバイダーです。Risk and WatersTechnologyなどの市場をリードするブランドを有するInfopro Digitalの一部です。Chartisの目標は、企業がリスク管理、コーポレートガバナンス、コンプライアンスを改善することでビジネス・パフォーマンスを向上させることを支援し、リスクテクノロジーのほぼ全ての側面に関する詳細な分析と実用的なアドバイスを提供することで、クライアントがテクノロジーとビジネスに関する適切な意思決定を行えるようサポートすることです。

*2024年10月1日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリース( https://www.sas.com/en_us/news/press-releases/2024/october/leader-chartis-epf.html
)の抄訳です。本プレスリリースの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SASについて
SASはデータとAIのリーディング・カンパニーです。SASの革新的なソフトウェアと業界特化型のソリューションが、世界中のお客様にデータを信頼できる意思決定に変換するパワーを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。



プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/97272
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