和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月21日(木)

お気に入りの味は? 26日、和歌山県田辺市で「梅酒フェス」

ずらりと並んだ梅酒の飲み比べを楽しむ来場者(昨年の様子)
ずらりと並んだ梅酒の飲み比べを楽しむ来場者(昨年の様子)
 約100種類の梅酒の飲み比べを楽しむイベント「梅酒フェス’24 in紀州田辺」が26日午後4時~9時、和歌山県田辺市のJR紀伊田辺駅近くである。市や観光・商工関係団体などでつくる「梅酒ツーリズム事業実行委員会」が昨年に続いて開催する。実行委は「これほどたくさんの梅酒が一堂に集まるのは、産地ならでは。ぜひお気に入りの味を見つけてほしい」と呼びかけている。

 田辺市が梅の一大産地であることを広くアピールし、誘客促進や梅の消費拡大を図ろうと、昨年度に実行委が発足。「梅酒のまち」をPRするためのさまざまな催しを企画している。

 梅酒フェスは、昨年は駅前の弁慶広場で実施した。今年は駅前新通りの「新和ビル」1階(スーパーマーケット跡地)に会場を移して開催する。

 完熟やフルーツ系、黒糖入りなどバラエティー豊かな県内産梅酒約100種類を用意しており、チケットを購入すれば飲み比べに参加できる。おつまみとして、地元産の加工品などを無料配布する。

 午後4時の開会に合わせて乾杯セレモニーがあり、関係者が鏡開きをするほか、来場者とともに乾杯する。その後、1時間ごとに乾杯の時間を設ける。

 チケットは(1)飲み放題の「フリーパス」(前売り1500円、当日2千円)(2)1枚につき1杯飲める「梅酒チケット」(前売り500円で20枚、当日500円で15枚)―の2種類ある。

 前売り券は市観光振興課か、楽天チケットで購入できる。当日券は会場で販売する。

 詳細は実行委のホームページで確認できる。問い合わせは、市観光振興課内の実行委事務局(0739・26・9929)へ。


 梅酒ツーリズム事業実行委員会では、市内の参加店(17店舗)が自家製梅酒を提供する「梅酒旅スタンプラリー」も実施している。