和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月31日(火)

LGBTの子ども・若者の居場所「にじーず」 10月から千葉でも開始、全国14箇所に拡大

私たち一般社団法人にじーずは、LGBT(そうかもしれない人を含む)の子ども・若者の居場所づ
くりに取り組む団体です。10代から23歳までのLGBT当事者を対象とした居場所事業を全国13
箇所およびオンラインで行っており、2016年から延べ3,500名あまりの若者に利用していただい
た実績があります。この度、14箇所目の拠点として、2024年10月より千葉でも一般社団法人
Spiceとの協働事業の形で居場所事業を開始します。



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LGBTの子ども・若者の居場所が必要な理由
「仲間が増えた感じがする、勇気が出ました」「初めて行ったときに、人が沢山いるのを見ただけ
で、自分だけではないのだと安心できた」
これらは、にじーずの参加者からの声です。孤立や不安を抱えやすい若年層のLGBTにとって、
安心できる居場所はとても重要です。

LGBTユースの抱える課題
1. 本当の自分を隠さずに過ごせる場がない
・学校でも家でも、自分が着たい性別の服を着られない…
・好きなアニメキャラの話をしたら自分の性のことがバレてしまうかもしれない…
・恋バナの時はいつも嘘をついている
LGBTユースの多くは、周囲の無理解や偏見をおそれて、本当の自分を出しにくいと感じていま
す。

2. 悩みを相談できる相手がいない
・制服の悩みを学校にどう伝えればいいかわからない
・同性の友達を好きになったけど、これって恋愛感情かな…
同じような悩みを持つ人が周りにいないように思えると、不安や孤立を抱えやすくなります。打ち
明けてもなかなか共感されないこともあります。

昨今LGBTについては社会的な認知は高まりつつありますが、自分が当事者かもしれないと思い
悩むことの多い10代の若者が、安心して自己開示できる場面は多くありません。多くの若年層の
LGBT当事者が、いまだ安心できるつながりにたどり着けていない現状があることから、私たちは
居場所事業を各地で展開してきました。

千葉での居場所事業について
2024年10月14日に千葉での第1回目の居場所を開催し、今後は隔月に1回の開催を予定して
います。対象は10代から23歳までのLGBTやそうかもしれない人限定で、大人や非当事者の参
加は受け付けていません。研修を受けたスタッフが関わり、若者たちが安心して遊んだり話したり
できる場を作ります。
参加費は無料です。

日時:2024年10月14日(月・祝) 13:00~17:00
場所:ちばユースセンター PRISM
千葉市稲毛区弥生町4-3 Grand Palace西千葉207号室
後援:千葉市

*居場所開催中の取材はご遠慮いただいていますが、開催時間以外であれば可能ですので、
ご連絡ください。
*本事業は一般社団法人にじーずと一般社団法人Spiceの共催事業です。

一般社団法人にじーずとは


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2016年8月に任意団体として東京で発足。2021年4月に一般社団法人化。
全国13箇所およびメタバース上で居場所づくりを行い、2024年10月より千葉でも居場所事業
を開始する。10代から23歳までのLGBTの子ども・若者の居場所事業を行う。
ホームページ https://24zzz-lgbt.com/

一般社団法人Spiceとは
2023年4月、教育学を専門とする千葉大学大学院の学生2名が千葉市にて創業した一般社
団法人。“すべての人々が生きやすい社会を実現すること” をミッションに掲げ、教育にスパイ
スを投じる存在を目指して活動を行う。2024年9月には、県内企業の支援を受けてちばのこど
も若者たちの「やりたい」を叶えるための活動拠点「ちばユースセンターPRISM」を開設する。
ホームページ https://spice-edu.org/

※このリリースは虹色PRパートナーが配信しています。
■虹色PRパートナーについて
虹色PRパートナーは、特定非営利法人虹色ダイバーシティと株式会社プラップジャパンによる共同プロジェクトです。LGBTなどの性的マイノリティがいきいきと働ける職場づくりのための調査・講演・コンサルティングなどを行う虹色ダイバーシティと、広報・PRの支援・コンサルティング事業を通して社会・文化の発展に寄与するプラップジャパンの強みを生かし、様々な企業や団体の、LGBTなどの性的マイノリティに関連するコミュニケーション上の課題を解決することで、よりよい社会づくりに貢献することを目指します。


本件に関するお問合わせ先
メール:24zzzmail@gmail.com 


プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/96612
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