香橘使ったジュース開発
和歌山県串本町の樫野地区などで収穫されたかんきつ「香橘(こうきつ)」をジュースにした新商品「こうきちゃん」の販売が町内で始まっている。商品を開発した青木寛さん(56)=串本町串本=は、これまでにキンカンや春光柑(しゅんこうかん)を使ったジュースを開発・販売しており、目標としていた「3姉妹」が出そろった。
樫野地区のかんきつ農家を応援するプロジェクトの一環。数年前から青木さんがキンカンのピューレやジュースなどを販売し、利益の一部を農家に寄付する取り組みを続けている。
「こうきちゃん」は、キンカンの「きんかちゃん」、春光柑の「しゅんかちゃん」に次ぐ商品。原料の香橘は、樫野地区や古座川町などで栽培されている。ジューシーで香りの良さが特徴。
ジュースは古座川町平井の農事組合法人「古座川ゆず平井の里」に協力してもらい製造。ラベルは青木さんの知人の田中陽一さん=串本町=が手がけ、「宇宙からの恵み」をテーマに宇宙服を着た少女がデザインされている。
また、こうきちゃんの販売に合わせ、長女の「きんかちゃん」も改良し味を濃くした。
青木さんは「3姉妹」をロケット関連商品として売り出すため、町がロケット打ち上げをイメージして制作したロゴマークを商品に貼り付ける計画。現在、町にロゴマークの使用許可申請を出しており、次の打ち上げまでに用意したいという。
青木さんは「販売にやっとたどり着けた。農家さんと連携を取って3姉妹が安定供給できるようにしたい」と話した。
内容量はいずれも160ミリリットルで、250円。カフェ・ラパン(串本町樫野)やビーチハウス・ラパン(同町くじの川)、南紀串本観光協会(同町串本)で販売している。
青木さんによると、樫野で栽培されているキンカンはJAに出荷したり、農家が自分たちで消費したりしているが、人手不足などにより全て収穫できず行き場を失っている現状があるという。「さらに需要を掘り起こしていって、それが利益になるということを農家の人に知ってもらいたい」と語った。
樫野地区のかんきつ農家を応援するプロジェクトの一環。数年前から青木さんがキンカンのピューレやジュースなどを販売し、利益の一部を農家に寄付する取り組みを続けている。
「こうきちゃん」は、キンカンの「きんかちゃん」、春光柑の「しゅんかちゃん」に次ぐ商品。原料の香橘は、樫野地区や古座川町などで栽培されている。ジューシーで香りの良さが特徴。
ジュースは古座川町平井の農事組合法人「古座川ゆず平井の里」に協力してもらい製造。ラベルは青木さんの知人の田中陽一さん=串本町=が手がけ、「宇宙からの恵み」をテーマに宇宙服を着た少女がデザインされている。
また、こうきちゃんの販売に合わせ、長女の「きんかちゃん」も改良し味を濃くした。
青木さんは「3姉妹」をロケット関連商品として売り出すため、町がロケット打ち上げをイメージして制作したロゴマークを商品に貼り付ける計画。現在、町にロゴマークの使用許可申請を出しており、次の打ち上げまでに用意したいという。
青木さんは「販売にやっとたどり着けた。農家さんと連携を取って3姉妹が安定供給できるようにしたい」と話した。
内容量はいずれも160ミリリットルで、250円。カフェ・ラパン(串本町樫野)やビーチハウス・ラパン(同町くじの川)、南紀串本観光協会(同町串本)で販売している。
青木さんによると、樫野で栽培されているキンカンはJAに出荷したり、農家が自分たちで消費したりしているが、人手不足などにより全て収穫できず行き場を失っている現状があるという。「さらに需要を掘り起こしていって、それが利益になるということを農家の人に知ってもらいたい」と語った。