和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年10月02日(水)

錦城高等学校の有志生徒が「小平を活性化させるには?」をテーマとした探究を展開 ― 錦城祭では小平野菜に加えて4種類の「錦茶」を販売

大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。



錦城高等学校(東京都小平市)では、生徒の有志団体が「小平を活性化させるには?」というテーマのもとで探究的な活動に取り組んだ。9月の文化祭「錦城祭」では昨年度に続き、野菜など小平ゆかりの商品を販売した。また、同校の卒業生が茶師として活躍する池乃屋園(埼玉県入間市)の協力を得て、狭山茶の販売も実施。お茶は在校生が4種類をブレンドし、各種のパッケージもデザインしている。なお、売り上げの一部は小平市に寄付される。




 錦城高校の探究では、多様な取り組みを展開している。
 2022年度の「総合的な探究の時間」で、様々に設定されたテーマのうち、「小平を活性化させるには?」というテーマで調査を進めてきた生徒たちが、実際に有志団体を立ち上げた。2023年度の錦城祭で野菜販売を実施したところ、来場者から「いい取り組みなど思う」、「また買いたい」という声が寄せられ、2024年度の錦城祭ではさらに規模を拡大して実施。野菜や果物の他にも、小平にゆかりのさまざまな商品などを用意した。
 また、今年度は卒業生による協力を得て、狭山茶も販売。在校生が高校生活をイメージしてブレンドし、パッケージもデザインした4種類のお茶は、「錦茶(きんちゃ)」と名付けられた。
 この取り組みの売上の一部は、小平市に寄付される。
 
 有志団体の立ち上げから関わってきた3年生は、「2年前、高校1年生で始めたこの活動がこんなに大きなものになるとは思っていませんでした」と話し、近隣の農家さんや、お客さんとの関係を築くことができてよかったと振り返る。
 今年から参加した2年生は、小平の農家さんが想像以上に応援してくださって、親身になってくれる方が多かったと感じたと言い、それで「沢山売って、買ってくれた方にも美味しく食べていただきたいという思いが増しました。そのため、呼びかけや調理方法のポスターなど工夫を重ねました」と振り返る。
 生徒たちによると、農家の方々への連絡の仕方などには課題や改善点があったという。一方で、利用者アンケートの集計結果を見て、「直売所でも購入したいと思ってくれる人を増やすことができた」、「錦城生が発信をしてくれることで自分の居住地に興味を持つきっかけになる、というアンケートでの意見があった」などと、実際に小平を活性化できた手応えを感じながら、「やりたいと思ったことができた」、「探究でしかできないことができた」と振り返った。

 錦城高等学校の探究活動部は、今年は「〈知〉の共創」をモットーに、他にも様々な探究活動を推進していくとしている。

(参考)
●錦城高等学校「探究活動 小平を活性化させるには?」
 https://www.kinjo-highschool.ed.jp/kinjo-info/news/18552/


▼本件に関する問い合わせ先
 錦城高等学校
 住所: 東京都小平市大沼町5-3-7
 TEL: 042-341-0741
 Web: https://www.kinjo-highschool.ed.jp/


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/



プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/96204
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