来春開校へ近く入学児童募募る 和歌山・田辺市の私立小中学校
和歌山県田辺市中辺路町の旧二川小学校を活用した私立小中学校の創設を目指す「うつほの杜学園設立準備会」(仙石恭子代表理事)は、来年4月の小学校開校に向け、児童の募集を近く開始する。学校設置に関する認可申請は現在審議中だが、認可を前提として児童を募集することが県から認められたという。
学園は、世界遺産熊野古道をはじめとする豊かな自然や文化を生かし、子どもが主体的に思考を深める「探究的な学び」や多言語教育を実践することを掲げている。
来年度に小学校、2029年度に中学校の開校を目指しており、県に小学校設置と学校法人設立の認可を申請している。
定員は1学年25人。そのうち半数程度は、教育を目的にした都市部からの移住者を見込んでいる。
来年度に向けては、小学1~3年生を募集。入試は2回に分けて開催し、10月25日から1回目、来年1月4日から2回目の出願受け付けを開始する。
校舎は現在、改修工事中で、来年2月に完了する予定。その後、県私学審議会での審議を経て、年度内に小学校設置と学校法人設立の認可が下りる見込みだという。
仙石代表理事は「開校に向けた大きなステップとなり、うれしく思う。この学校を求めて多くの人が田辺市を訪れてくださっているので、責任を感じるとともに大きな喜びも感じている」と話している。
学園の創設を巡っては、準備会と市、地元町内会が23年5月に基本協定を締結。市は協定で、施設改修など初期投資にかかる費用を支援したり、教育移住に関わる情報発信や相談に対応したりするとしている。
真砂充敏市長は「開校に向け、施設の改修や児童募集などが順調に進むことを期待するとともに、都市との交流推進による人材の確保、地域経済や地域コミュニティーの活性化につなげていけるよう、引き続き取り組みを進めていきたい」とコメントした。
学園は、世界遺産熊野古道をはじめとする豊かな自然や文化を生かし、子どもが主体的に思考を深める「探究的な学び」や多言語教育を実践することを掲げている。
来年度に小学校、2029年度に中学校の開校を目指しており、県に小学校設置と学校法人設立の認可を申請している。
定員は1学年25人。そのうち半数程度は、教育を目的にした都市部からの移住者を見込んでいる。
来年度に向けては、小学1~3年生を募集。入試は2回に分けて開催し、10月25日から1回目、来年1月4日から2回目の出願受け付けを開始する。
校舎は現在、改修工事中で、来年2月に完了する予定。その後、県私学審議会での審議を経て、年度内に小学校設置と学校法人設立の認可が下りる見込みだという。
仙石代表理事は「開校に向けた大きなステップとなり、うれしく思う。この学校を求めて多くの人が田辺市を訪れてくださっているので、責任を感じるとともに大きな喜びも感じている」と話している。
学園の創設を巡っては、準備会と市、地元町内会が23年5月に基本協定を締結。市は協定で、施設改修など初期投資にかかる費用を支援したり、教育移住に関わる情報発信や相談に対応したりするとしている。
真砂充敏市長は「開校に向け、施設の改修や児童募集などが順調に進むことを期待するとともに、都市との交流推進による人材の確保、地域経済や地域コミュニティーの活性化につなげていけるよう、引き続き取り組みを進めていきたい」とコメントした。