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2024年11月23日(土)

衆院和歌山新2区に出馬表明 政治団体代表 本間氏

本間奈々氏
本間奈々氏
 政治団体代表の本間奈々氏(55)が19日、次期衆院選和歌山新2区に無所属で立候補すると表明した。政権与党の政治が中国寄りだとして「自分の国は自分で守るべきだ」と主張した。

 新2区では二階俊博・自民党元幹事長が不出馬を表明。これまでに、三男の伸康氏が自民党公認、元県議の楠本文郎氏が共産党公認、元兵庫県議の小西彦治氏が無所属で立候補の意向を示している。

 本間氏は二階元幹事長の政治姿勢について「中国に寄りすぎで政権与党の政治をゆがめている」と批判。「裏金問題で(出馬を)辞めているのに、家業のように息子に世襲させるのは非常に問題がある」と話した。

 また、食料自給率の低さを挙げ「海外に依存し、自国の食料すら賄えないのは安全保障上、非常に問題がある」と話し、農業者の所得向上や後継者育成に取り組むとした。

 本間氏は東京都出身。元総務省職員で、自治大学校教授や愛知県春日井市副市長などを歴任した。2011年と15年の札幌市長選や21年の衆院選和歌山3区、22年の参院選比例代表、和歌山県知事選に出馬し、いずれも落選している。