児童数、39年連続最少 和歌山県内 中、高校生も減少続く
本年度(5月1日現在)の和歌山県内児童数は昨年度より1043人少ない4万1121人で、1986年度から39年連続で最少を更新したことが、文部科学省の「学校基本調査」(速報)で分かった。中学生も3年連続で過去最少を更新し、高校生も減少が続いている。
48年度から実施している全国調査で、県が県内分を発表した。児童数は58年度の13万9708人が最も多く、その後減少し10万人を切った。81年度には10万6823人まで戻ったが、82年度から43年連続で減少している。
本年度の小学校数は昨年度より2校減少し238校。50年代には最多で446校あったが、2008年度に300校を下回った。
中学生は昨年度より389人少ない2万2613人。1962年度の7万7233人が最多で、その後は減少傾向。中学校数は昨年度より2校減って124校。215校あった49年度から減少傾向にある。
これと別に、和歌山市にある小中一貫の義務教育学校1校(2017年度開校)は767人が在籍している。
高校生(全日制・定時制)は2万2209人。このうち1万5093人(68・0%)が普通科で、次いで商業科の1961人(8・8%)、工業科の1944人(8・8%)など。生徒数はここ14年連続で減少し、昨年度に比べて102人少ない。過去最多は1965年度の5万273人、最少は調査を開始した48年度の1万4361人。高校数は昨年度から1校減って46校となった。
■特別支援学校は増
一方で、特別支援学校(幼稚部~高等部)の児童生徒は5年連続で増加。2019年度の1483人から223人増え、本年度は1706人となった。学級数も20年度の408学級から増えており、本年度は昨年度より13学級多い434学級となった。
小学校や中学校の特別支援学級も増加。小学校は本年度603学級で、少なくとも267学級だった08年度から毎年増えている。中学校は240学級で、125学級だった12年度から増加している。
48年度から実施している全国調査で、県が県内分を発表した。児童数は58年度の13万9708人が最も多く、その後減少し10万人を切った。81年度には10万6823人まで戻ったが、82年度から43年連続で減少している。
本年度の小学校数は昨年度より2校減少し238校。50年代には最多で446校あったが、2008年度に300校を下回った。
中学生は昨年度より389人少ない2万2613人。1962年度の7万7233人が最多で、その後は減少傾向。中学校数は昨年度より2校減って124校。215校あった49年度から減少傾向にある。
これと別に、和歌山市にある小中一貫の義務教育学校1校(2017年度開校)は767人が在籍している。
高校生(全日制・定時制)は2万2209人。このうち1万5093人(68・0%)が普通科で、次いで商業科の1961人(8・8%)、工業科の1944人(8・8%)など。生徒数はここ14年連続で減少し、昨年度に比べて102人少ない。過去最多は1965年度の5万273人、最少は調査を開始した48年度の1万4361人。高校数は昨年度から1校減って46校となった。
■特別支援学校は増
一方で、特別支援学校(幼稚部~高等部)の児童生徒は5年連続で増加。2019年度の1483人から223人増え、本年度は1706人となった。学級数も20年度の408学級から増えており、本年度は昨年度より13学級多い434学級となった。
小学校や中学校の特別支援学級も増加。小学校は本年度603学級で、少なくとも267学級だった08年度から毎年増えている。中学校は240学級で、125学級だった12年度から増加している。