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2024年11月15日(金)

日本一懸け熱戦開始 大学女子硬式野球大会、和歌山県田辺市と上富田町

熱戦を繰り広げる至誠館大と平成国際大の選手(20日、和歌山県田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパーク野球場で)
熱戦を繰り広げる至誠館大と平成国際大の選手(20日、和歌山県田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパーク野球場で)
 第14回全日本大学女子硬式野球選手権大会(全日本女子野球連盟など主催、紀伊民報など後援)の試合が20日、和歌山県田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパーク(SP)野球場と上富田町朝来の上富田スポーツセンター野球場で始まった。13道府県の15チームが参加し、日本一の座を争う。

 大学の女子硬式野球部が集う大会としては国内最大規模。7月28日~8月4日にカナダであった女子野球ワールドカップで優勝した日本代表メンバーの土屋愉菜投手(岡山・IPU環太平洋大)、久保夏葵投手(埼玉・平成国際大)、白石美優外野手(大阪体育大)も所属チームの一員として参加している。

 15チームは4組に分かれて予選リーグを戦い、各組の上位2チームが決勝トーナメントに進む。日程が順調に進めば、準決勝は24日、決勝は25日、いずれも田辺SP野球場である。一般の観戦は無料。

 大会実行委員会委員長で大阪体育大監督の横井光治さん(50)は「実際に見てもらえれば、レベルの高さを感じてもらえるはず。ぜひ一度、球場に足を運んでほしい」と話した。

 19日には田辺SP野球場で開会式があった。田辺・西牟婁学童野球協議会のチームに所属する女子選手15人が、出場チームのプラカードを持って行進した。