和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月26日(火)

三輪崎海水浴場が再開 毒クラゲに注意 和歌山県新宮市

 強い毒を持つクラゲ「カツオノエボシ」が見つかった影響で、遊泳禁止が続いていた和歌山県新宮市の三輪崎海水浴場が7日に再開した。

 三輪崎海水浴場では7月29日にカツオノエボシ1匹が打ち上がっているのが見つかった。その後確認作業を続けたが見つからなかった。引き続き、ホームページで注意を呼びかけており、再度確認された場合は遊泳禁止にする。

 カツオノエボシは、5~10センチほどの青っぽい浮袋の下に、毒針を持つ長い触手が伸びる。刺されると電気ショックを受けたような強い痛みが走る。打ち上がっていても毒針は生きていて素手で触ると危険。ハチなどで知られるアナフィラキシーショックも確認されている。