和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月26日(火)

熊野古道周辺の風景画並ぶ

紀南地方の風景画が並ぶ会場(和歌山県串本町串本で)
紀南地方の風景画が並ぶ会場(和歌山県串本町串本で)
 和歌山県串本町串本の紀乃国屋ビル2階にある「ギャラリーきのくに」は、「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年を記念した特別展の第2期を5日から始めた。和歌山に関わる画家が描いた熊野古道周辺の風景画18点が並んでいる。入場無料。展示は9月20日までの予定。

 展示しているのは、第1期で展示した村井正誠、平山郁夫、稗田一穂、原勝四郎、雑賀紀光、浜地清松、中村貞二、湯川雅紀の作品に加え、新たに渡瀬凌雲の水墨画「那智瀑布」「瀞峡図」を加えた。ビルを管理する紀乃国屋の木皮享代表が知人のコレクターから借りた作品という。

 ギャラリーでは、日本画と洋画に分けて展示。水墨画や油彩画、写実的なものから抽象的なものまで作者の個性ある作品を並べている。

 開館時間は午前9時~午後5時。土日曜、祝日は閉館となる。

 問い合わせは紀乃国屋(0735・62・1602)へ。