和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月26日(木)

【動画】「幸せ呼ぶ青いハチ」 田辺の民家の庭、和歌山

オミナエシの花に止まるルリモンハナバチ(和歌山県田辺市中三栖で)
オミナエシの花に止まるルリモンハナバチ(和歌山県田辺市中三栖で)
 和歌山県田辺市中三栖の那須幹夫さん(71)方の庭に、体に青い模様があるルリモンハナバチ(ミツバチ科)が飛んできている。

 体長13ミリ前後。「ブルービー」や「幸せを呼ぶ青いハチ」とも呼ばれる。本州、四国、九州に分布するが、地域によっては絶滅危惧種に選定されている希少種。県立自然博物館によると、和歌山県ではレッドデータブックで絶滅危惧種に選定されていないが、珍しいという。

 那須さんは庭で多くの花を育てており、今月中旬ごろ、オミナエシの花にこのハチが飛んできているのに初めて気付いた。

 那須さんは「毎年オミナエシは咲いているので、これまでも飛んできていたのかもしれない。多い日には夕方、何匹かが飛び交っている」と話した。