8月1日に鹿島神社の花火祭
和歌山県みなべ町埴田、鹿島神社の奉納花火祭が、8月1日夜に開かれる。
1707(宝永4)年の大地震で津波が押し寄せた際、沖にある鹿島から怪火が現れて津波を東西に導いたことで、みなべでは被害が少なかったと伝えられる。その鹿島大明神の霊験に感謝し、翌年から海辺でたいまつやちょうちんを奉納するようになり、その後、花火の打ち上げが始まったとされる。太平洋戦争の頃には中止されたが、現在まで神事として続けられている。
花火は当日午後8時ごろから、神社前の海岸で打ち上げる。早打ちや仕掛けなど約2千発が予定されている。
このほか夕方から、氏子である九つの区(南道、千鹿浦、北道、栄町、東吉田、芝崎、埴田、片町、新町)の子どもらが、ちょうちんを持って各区から神社まで練り歩く。津波の教訓になるよう引き継いでいるという。
馬場には夜店が並ぶ。駐車場は近くの南部小学校、南部中学校、南部高校のグラウンドと、埴田ちびっこ広場。
神社の亀井隆行宮司(50)は「多くの方々よりご奉賛いただき、今年も無事、実施できることを深く感謝申し上げたい。当日はたくさんの人に見にきていただければありがたい」と話している。
1707(宝永4)年の大地震で津波が押し寄せた際、沖にある鹿島から怪火が現れて津波を東西に導いたことで、みなべでは被害が少なかったと伝えられる。その鹿島大明神の霊験に感謝し、翌年から海辺でたいまつやちょうちんを奉納するようになり、その後、花火の打ち上げが始まったとされる。太平洋戦争の頃には中止されたが、現在まで神事として続けられている。
花火は当日午後8時ごろから、神社前の海岸で打ち上げる。早打ちや仕掛けなど約2千発が予定されている。
このほか夕方から、氏子である九つの区(南道、千鹿浦、北道、栄町、東吉田、芝崎、埴田、片町、新町)の子どもらが、ちょうちんを持って各区から神社まで練り歩く。津波の教訓になるよう引き継いでいるという。
馬場には夜店が並ぶ。駐車場は近くの南部小学校、南部中学校、南部高校のグラウンドと、埴田ちびっこ広場。
神社の亀井隆行宮司(50)は「多くの方々よりご奉賛いただき、今年も無事、実施できることを深く感謝申し上げたい。当日はたくさんの人に見にきていただければありがたい」と話している。