和歌山市手平２丁目の和歌山ビッグホエールで１０月２０日、「大相撲和歌山場所秋巡業」が開かれる。横綱や大関など含め力士約１００人、親方や行司、呼び出しら関係者約９０人の合わせて約１９０人が参加する予定。春日野部屋和歌山後援会やテレビ和歌山でつくる実行委員会主催。


　昨秋、７年ぶりに開催したところ「楽しかった」「引き続きやってほしい」などの反響があり、今年も企画した。力士の取組のほか、公開稽古、禁じ手を紹介する「初っ切り」、太鼓などもある。

　実行委会長で春日野部屋和歌山後援会長でもある尾崎要二県議（海南市・海草郡選出）、実行委副会長の大越康臣・テレビ和歌山社長、日本相撲協会委員を務める春日野部屋の竹縄親方（元関脇・栃乃洋）がこのほど、和歌山市で記者会見して発表した。

　尾崎会長は「大勢に思い切り楽しんでいただき、日本の伝統である相撲という文化を理解いただけるようにしたい」とあいさつ。竹縄親方は「本場所とは違う巡業ならではの、お相撲さんとの近い距離を楽しんでほしい」と呼びかけた。

　料金は５千円から。たまり席は１万６千円、ペアマス席は２万６千円（２人分）など。ローソンチケットでの一般販売は２７日から、先行販売は２２～２６日（予約制）。特別先行販売は２１日午前１０時～午後５時に特設電話（０７３・４５６・００６１）か「テレビ和歌山」ホームページ内の特設ページで先着順に受け付ける。時間内でも予定枚数に達したら終了する。

　問い合わせはテレビ和歌山（０７３・４５５・５７２１）内の実行委事務局へ。