和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月23日(月)

紅白半々 ハイビスカス すさみで咲く、和歌山

赤と白が半々に分かれて開花したハイビスカス(和歌山県すさみ町周参見で)=稲葉和子さん提供
赤と白が半々に分かれて開花したハイビスカス(和歌山県すさみ町周参見で)=稲葉和子さん提供
 和歌山県すさみ町周参見の稲葉和子さん(61)が自宅の庭で栽培しているハイビスカスが、赤と白の半々に分かれた花を1輪咲かせた。稲葉さんは「同じ花に半分ずつ色が付いたのは初めて」と驚いている。

 10年ほど前から育てており、もともとは赤い花だけだったが、2年ほど前から同じ木に赤と白の花を咲かせるようになった。紅白半々の花は2日ほどで枯れてしまったが、稲葉さんは「不思議なこと。また咲いてほしい」と話した。

 御坊市塩屋町の県農業試験場暖地園芸センターによると、突然変異によるものか、寒暖差が激しいなど気象的なストレスが原因と考えられるという。