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2024年07月09日(火)

『アンメット』“三瓶”若葉竜也「ウソ…」仲間たちと泣く 撮了で涙あふれ「ずっと忘れない」

ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』若葉竜也のクランクアップ風景(C)カンテレ
ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』若葉竜也のクランクアップ風景(C)カンテレ
 俳優・杉咲花が主演を務める、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜 後10:00)が、24日に最終回を迎えるのを前に、三瓶を演じた若葉竜也がクランクアップを迎えた。

【写真】がっしり抱き合った三瓶&星前 メインキャストの撮了ショット多数

 同作は、講談社『モーニング』で連載中の同名漫画を実写化。“記憶障害の脳外科医”ミヤビ(杉咲)が患者を全力で救い、自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。アメリカ帰りの医師・三瓶の後押しで、ミヤビは再び脳外科医としての道を歩みだした。

 前回の第10話までに、ミヤビの消えた2年間の記憶をめぐる謎や、記憶障害の原因、助かる方法などが明らかになった。

 記憶障害の原因は、脳の中の「ノーマンズランド」(医学的に人がメスを入れてはならない領域)にあり、手術を成功させるには「ノーマンズランドにある0.5ミリ以下の血管を2分で縫う」ことが必要。それでも三瓶は諦めず、綾野(岡山天音)、星前(千葉雄大)、そして大迫(井浦新)も知恵を絞り…。いよいよ最終話。

 第1話でぶっきらぼうな三瓶として登場するや、毎回、鮮烈な印象を与え、話題をさらってきた若葉。自身のシーンを撮り終え、スタッフから「以上のカットを持ちまして、若葉竜也さんオールアップです!」の声がかかると、深々とお辞儀で応えた。

 現場には、すでにクランクアップした岡山がサプライズで駆けつけ、若葉に花束を手渡した。都内から車で約2時間かかる遠方でのロケだったこともあり、岡山の姿を見た若葉は驚きを隠せず、目を見開いて「ウソ…来たの…わざわざ?ここに?」とびっくり。

 目を閉じたまま動きが止まり、「えっと…」と何とか言葉を紡ぎだそうとするが、感極まってうまく言葉が出てこず。気づけば目には涙があふれ「僕は、ドラマをこれまであまりやったことがなくて…」と振り返り、再び言葉に詰まると、そんな様子を見守っていたキャスト陣とスタッフを見渡し、目に涙をためながら、「たぶん…この景色は、ずっと忘れないと思います。ありがとうございました」と感謝を伝えた。

 短くも心のこもった若葉の言葉とその涙に、そこにいるスタッフ、キャストも同じようにあふれる涙が止められず…温かな拍手がその場を包んだ。

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