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2024年11月21日(木)

「熊野古道味」のアイス 新宮の企業が発売、和歌山

「熊野古道の味がする」というチョコレートアイス(和歌山県新宮市で)
「熊野古道の味がする」というチョコレートアイス(和歌山県新宮市で)
 「熊野古道の味がする」というチョコレートアイスを、エッセンシャルオイル(精油)の製造販売や商品開発を手がける和歌山県新宮市五新の「エムアファブリー」(竹原真奈美代表取締役)が発売した。

 同社では、熊野の森で育ったスギやクロモジといった植物から抽出した精油などを製造。その精油を香料として使用したチョコレートが好評であることから、新たにチョコレートアイスの商品化に取り組んだ。

 「熊野の香り くまののアイス」と名付けた商品は、スギの一種「熊野芝原杉」の香りをまとわせたチョコレートを使った「すっきりさわやか」と、クロモジの香りの「こっくりマイルド」の2種類。内容量はともに90ミリリットルで、1個486円。同市五新にある本店などで販売しているほか、セット販売についてはオンラインでも対応する。営業時間は午前10時~午後5時。火曜定休で臨時休業もある。

 同社は「おいしいし、熊野を感じると好評。熊野の森や熊野古道にも興味を持ってもらえたらうれしい」と話している。

 問い合わせは同社(0735・22・0662)へ。