和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月22日(金)

リアン(みなべ町)全国へ 和歌山県ヤング女子バレーで3連覇

優勝したリアンのメンバー
優勝したリアンのメンバー
準優勝したレッズのメンバー
準優勝したレッズのメンバー
 和歌山県ヤングクラブバレーボール大会(県バレーボール協会主催、県ヤングクラブバレーボール連盟主管)が和歌山市の市民体育館であり、女子の部でみなべ町を拠点に活動するリアンが3連覇を果たした。準優勝も同町が拠点のレッズで、そろって全国大会への出場を決めた。

 中学生を中心とした地域クラブチームの大会。県内の5チームが出場し、1セットマッチのリーグ戦をし、上位4チームが決勝トーナメントで戦った。

 予選を全勝したリアンは、決勝トーナメントの準決勝で紀州ヤング(有田地方)を2(21―10、21―18)0、決勝でレッズを2(21―14、21―13)0で破った。

 レッズは予選を2勝2敗の3位で通過。準決勝では予選で敗れた和歌山ユナイテッド(和歌山市)に2(21―12、17―21、15―8)1で勝ち、準優勝した。

 全国大会は9月14、15日に和歌山市の和歌山ビッグホエールなどで開かれる。

 リアンの竝木正明監督は「新チームになり初めての公式戦、3連覇のプレッシャーもあり本調子の出ない選手もいる中で、予選から1セットも落とすことなく勝ち切れたのは日頃の練習の成果だと思う。しっかりと練習を積んで9月の全国大会に挑みたい。選手の頑張りはもちろん、的確にアドバイスをくれるコーチとOG、保護者の皆さんの応援の後押しがあればこその優勝。皆さんに感謝したい」。

 レッズの野上有三監督は「前日に2番手エースがけがをして万全なチーム状況ではない中、新しいメンバーの力も借りて全員で戦いができた成果。決定力には欠けるがとにかく粘ってカバーをし合う全員バレーができてきた。これからもバレーを楽しみながらも自分たちで厳しさに立ち向かえるチームを目指して頑張っていきたい。応援に来てくれたOBたちにも感謝したい」と話した。

 両チームのメンバーは次の皆さん。()内は中学校。

 【リアン】古屋結里華(日高中)、岩﨑優月(上南部中)、久保綾芽(上南部中)、廣野百伽(印南中)、川瀬有紗(日高中)、猪原曖莉(日高中)、小谷梨央(南部中)、川合あんな(大成中)、川村真心(大成中)、藤薮愛理(印南中)、鈴木心菜(日高中)、芝田世那(印南中)、野﨑音色(名田中)、川瀬柚羽(日高中)、安田依咲(富田中)、富山凛(高城中)、宮城空愛(上南部中)、熊代早晏(上南部中)、谷妃香音(上南部中)、小谷玲奈(南部中)、仲うい(丹生中)、森泉月(松洋中)、猪原羽友莉(松洋中)

 【レッズ】尼田夢唯(衣笠中)、表悠日(名田中)、笹井美咲(印南中)、成田絢香(大成中)、吉川沙耶(名田中)、野瀬結都姫(高雄中)、小薮那智(日高中)、石神咲歩(日高中)、成田桃夏(大成中)、中家麻里安(稲原中)、中早未空(南部中)、長坂咲和(南部中)、栗山璃子(日高中)、芝乃愛(日高中)、北山結菜(日高中)