和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月27日(金)

南部男子(和歌山)が全国優勝 スポ少バレーボール大会

全国スポーツ少年団バレーボール交流大会で優勝した南部バレーボールスポーツ少年団男子
全国スポーツ少年団バレーボール交流大会で優勝した南部バレーボールスポーツ少年団男子
 第21回全国スポーツ少年団バレーボール交流大会(日本スポーツ少年団、日本小学生バレーボール連盟など主催)が3月28~31日、宮城県利府町であり、男子の部に近畿地方代表で出場した和歌山県みなべ町の南部バレーボールスポーツ少年団が優勝した。南部の全国優勝は創部22年目で初めて。


 大会は男子、女子の2部門があり、男子は全国9地方の代表各1チームと開催都道府県の代表1チームの計10チームが出場。2ブロックに分かれてリーグ戦をして、優勝を争った。

 男子の第1ブロックに入った南部は、夏の全国大会混合の部でベスト8の川崎(宮城県)を2(21―19、24―22)0、同部で3位の恵み野JVC(北海道)を2(21―12、21―18)0、広瀬西(宮崎県)を2(21―6、21―17)0、箕郷SWAT(群馬県)を2(21―6、21―14)0で破り、4戦全勝でブロック優勝を決めた。アタッカーの濱口蒼大選手や木下涼太郎選手を中心に高さを生かしたブロックと速い攻撃に加え、全員でつなぐバレーを展開。接戦となった初戦では、第1セットに2―9から逆転し、第2セットも小差で勝利をつかんだ。

 1月にあった近畿ブロック予選と同様に、1セットも落とさずに勝ち続けた。南部の石上貴一代表は「強豪ぞろいの近畿で優勝した後も、全国でトップクラスの南部女子と切磋琢磨(せっさたくま)して腕を磨き、OBにも練習相手になってもらって、いい状態で大会に臨むことができた。地域住民の支援も力になった」と振り返った。

 南部は過去、全国大会では女子が3位に入賞し、男子がベスト16入りしているが、優勝は初めて。出場メンバー8人のうち5人が6年生。小学生最後の大会で有終の美を飾った。

 南部のメンバーは次の皆さん。

 濱口蒼大、竹中龍星、大井悠跳、木下涼太郎、米澤奏汰郎、岩﨑寛太、大井飛慧、藤山悠斗、松尾奏亮、後藤大和、火縄侑生、立野柚希、溝脇那煌、大井瑛翔、木下郁弥▽監督=生駒明広▽コーチ=濱口雅文▽マネジャー=石上貴一