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2024年11月26日(火)

「運気、昇り龍のごとく」 大絵馬「辰」にかけ替え、和歌山の世界遺産・熊野那智大社

熊野那智大社で、来年の干支「辰」の大絵馬を設置する関係者(15日、和歌山県那智勝浦町で)
熊野那智大社で、来年の干支「辰」の大絵馬を設置する関係者(15日、和歌山県那智勝浦町で)
 和歌山県那智勝浦町那智山の世界遺産・熊野那智大社で15日、境内にある宝物殿の外壁に飾られている干支(えと)の大絵馬が今年の「卯(う)」から来年の「辰(たつ)」にかけ替えられた。

 大絵馬は縦約2・6メートル、横約3・6メートルで、男成洋三宮司(70)が半月ほどかけて制作。那智の滝と青色の昇り龍を描き、そばに「昇運」などの文字を記した。

 男成宮司は「来年は甲辰(きのえたつ)で、甲は十干の最初。来年はコロナ禍を越えた始まりの年として、昇り龍のごとく運気が上がり、活気あふれる一年になってほしい」と話していた。