Guestliving Mu南紀白浜（ゲストリビング ムー南紀白浜）は観光の中心地・白良浜から徒歩5分のところにある宿泊施設。白良浜といえば、海水浴のイメージが強い。実際、シーズンには1日に2万人以上が訪れることもある夏の観光地だ。もちろんMuは夏の海を楽しむために多くの人が訪れる宿でもある。しかし、この宿の魅力は海水浴場に近いことにとどまらない。Muの魅力をもっとも引き出す利用方法、それが「ハッカソン」だ。

白良浜と海がアイディアを湧かせてくれる


ハッカソンとは、ハックとマラソンを掛け合わせた造語。ITエンジニアリングを意味するハックと、数日間プログラミングに没頭することをマラソンに例えた言葉だ。

ハッカソンはもちろん社屋内で行うことも可能だ。しかし、閉鎖的な空間ではすぐに思考が煮詰まる。それに比べて、Muで行うハッカソンはどうだろうか。アイディアが出なくなった時、ふと顔をあげると目に飛び込んでくる海。気分を変えるために館内の温泉へ。間違いなく日常では浮かばないアイディアが湧いてきそうだ。

Guestliving Mu南紀白浜はハッカソンや開発合宿など、クリエイティブな活動を行うのにぴったりの設備を整えている。

まず言及すべきは、ワーキングスペースがいくつも設けられていること。個室として貸し切りにできる会議室もあれば▽オープンなワークスペースとして入り口横のラウンジ▽ゆったりとした雰囲気のリビング▽キッチンが併設したダイニングスペース－などが使えるようになっている。


WiFi環境は、各スペースごとにアクセスポイントがありストレスフリーで過ごすことが可能だ。

例えば、チェックインしたあと、部屋に荷物を置いたら2階の会議室で、まずはキックオフのミーティング。プライベートが確保された状態でしっかりと話し合う。その後、各々、好きな場所で作業するのはどうだろうか。ゆったりと考えたい時にお薦めなのは海の見える和室。リラックスできる雰囲気が脳を柔らかくしてくれそうだ。その後、地元のスーパーや産直市場に買い物に。チームで料理をしたらダイニングで話をしながら夕食をとろう。買い物や料理の体験もチームワークに貢献するだろう。

煮詰まってきたときにも、Guestliving Mu南紀白浜は本領を発揮する。コーヒーや紅茶がいつでも飲めるようになっているので、ほっと一息入れやすい。もっと気分を変えたくなったら、白良浜に散歩に行くのもよい。空いているオフシーズンなら静かに海を眺めているだけでも気分が落ち着く。白い砂や透明度の高い水、大きな海原を眺めた後は、また集中できるはずだ。そしてなんといっても、源泉掛け流しの温泉が魅力的だ。館内に本格的な温泉があるのはうれしい。宿泊者は何度でも入ることができるので、ハッカソン中に汗を流してリフレッシュしよう。




コミュニケーションが深まるコンドミニアムの活用がお薦め


客室にはコンドミニアムタイプとドミトリータイプがある。ハッカソンなどのチーム利用にお薦めしたいのはコンドミニアムタイプ。5人まで宿泊可能だ。IHや冷蔵庫、電子レンジが備え付けられたキッチンがあり、部屋でも自炊が可能。まるで家のように過ごせる。徒歩圏内にスーパーがあるので、特産の食品で料理をするのもお薦めだ。

生活する時間も共に過ごすことでメンバー同士のコミュニケーションが多様化する。普段は話さない話題に花が咲いたり、知らなかったメンバーの得意なことに気づいたりして、チームワークは確実に高まるだろう。部屋ごと貸し切りなので、他の利用客を気にせず夜遅くまでとことん話し合うこともできる。

コンドミニアムは滞在日数は3泊以上からさらにお得になり、コストパフォーマンスもよい。

住まいを提供する会社がつくる空間


Guestliving Mu南紀白浜を運営するのはマンションなどの住まいを提供する株式会社WILLING JP。もともと保養所だったという物件と偶然出合ったことがきっかけで、宿泊業を行うことになり、2019年にオープンした。

宿泊業界の経験はなく、株式会社WILLING JPにとってGuestliving Mu南紀白浜が初めての宿泊施設。自分たちが提供できることを第一に、ラグジュアリーホテルやリゾートホテルをつくるのではなく、ホステルやゲストハウスのような場所をつくりたいと考えたという。インバウンド客やバックパッカーなど、さまざまなスタイルでの旅を楽しむゲストに対応するために共用スペースを充実させた。

ワーケーションでの利用者は個人での利用や2、3人の少人数利用が多いという。数日間仕事をして休みの日に世界遺産などへ遠出する人、家族が白良浜や他の観光地で遊んでいる間に仕事をするファミリー層など、利用用途はさまざまだ。また、南紀白浜空港まで車で5分という立地のため、飛行機の待ち時間としてドロップインのみ利用するゲストも多い。

さまざまなゲストに対応したいというGuestliving Mu南紀白浜だからこそ、ハッカソンにも機能的で快適な空間をつくりだすことができる。青い空と海の景色が広がる新しい環境で、さらなるアイデアがたくさん生まれるのではないだろうか。

Guestliving Mu南紀白浜
住所　　　　　和歌山県白浜町字浜通り3076-1
電話番号　　　0739-34-2466
ホームページ　https://mu-hostel.com/