和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月19日(木)

【PR】ディープな白浜桟橋エリアでチームの生産性を感じるサテライトオフィス体験を|白浜町・ANCHOR WORKING RETREAT


和歌山県白浜町には4つのオフィスが存在する。県や白浜町では20年以上前からサテライトオフィスの誘致に取り組んでおり、2015年にはセールスフォース・ドットコム、16年にはNECソリューションイノベータが進出。

町営のサテライトオフィスが満室になったことを受けて、3番目の施設として作られたのがこのANCHOR(アンカー)だ。白浜町で民間がオフィスを運営するのは初めての試みだ。大阪市のオーエス株式会社が運営する。

サテライトオフィス開設をリアルに体験できるレンタルスペース


サテライトオフィスの効果は白浜町でも実証されている。総務省が推進する「ふるさとテレワーク推進のための地域実証事業」の一環として、15年にサテライトオフィスを設置したセールスフォース・ドットコムが、半年間の成果として、商談件数20%の増加、契約件数31%の増加という大幅な生産性のアップを報告した。
リラックスできる職場環境や、通勤の負担が軽減する、オンオフの切り替えがスムーズになるなどの効果はワーケーションでも十分に体験できるだろう。

ANCHORではサテライトオフィスの中の一室「ワーケーションルーム」を1日から貸し切ることができる。まるでサテライトオフィスを開設したように過ごすことができるのが特徴だ。

ワーケーション利用として借りることができる「ワーケーションルーム」は1階にある。ゆったりとしたエントランスから部屋に入ると、落ち着いたアースカラーの空間が広がっている。
約70㎡の空間で13人ほどの利用が可能。プロジェクターやホワイトボードなど、ミーティングに必要な備品もそろい、部屋の中には冷蔵庫もある。
パーテーションで仕切られた1人用のスペースもあり、個人のオンラインミーティングにも対応可能だ。


またワーケーションルームの利用者は、共有スペースも利用できる。赤いじゅうたんが特徴のコワーキングスペースや、浴場だった場所を改装して作られたシアタールームが利用できる。

シアタールームは、映画事業を行うオーエス株式会社らしい部屋だ。シアタールームには珍しく、ガラス張りで曲線を描く部屋は、季節の移ろいを感じられる木々に囲まれて開放感がある。数人でいっぱいになるような決して広くはない空間だが、グループで映像を見ながら利用するにはぜいたくな空間だ。


またコワーキングスペースとして使える共有スペースは、ゆったりと座り長時間語らうのにぴったりのソファ席や、デスクワークを行うのにぴったりのデスクと椅子などがある、広々とした空間。何グループかに分かれて作業することもできる。

コワーキングスペースから直接出られる屋外にはピクニックガーデンが併設されており、BBQやキャンプファイヤーも楽しむことができる。



白浜桟橋エリアというディープな町でサテライトオフィス体験


ANCHORは白浜町の「桟橋(さんばし)」と呼ばれるエリアにある。綱不知桟橋は、舟を岸辺に着けても綱が必要ない、といわれるほど波が穏やかだという意味で「つなしらず」と呼ばれている。

この桟橋エリアは昨今盛り上がっている地域で、白浜土産の定番である銘菓「かげろう」の生バージョン「生かげろう」が食べられるかげろうカフェや、手作りの革製品をつくっているシュエットドール、カカオ豆からチョコレートをつくるK型 chocolate companyなど新しいお店が続々とオープンしている知る人ぞ知るエリアだ。

ANCHORから徒歩5分ほどの距離にあるASA VILLAGE(アサ ビレッジ)という宿泊施設は、ナチュラルでおしゃれな雰囲気のカフェやフードスタンドなどがあり、食事やお茶をすることもできる。
ANCHORとASA VILLAGEが共同でワーケーションプランも準備中とのことなので、より利用しやすくなることだろう。

南紀白浜空港やJR白浜駅から白浜桟橋まではバスで、桟橋からは徒歩5分ほどでASA VILLAGE、そこからさらに5分ほどでANCHORに到着する。域内交通を気にしなくてもワーケーションが完結することも魅力だ。

地域に錨をおろし、モノ・コトが循環する拠点に


オーエス株式会社は阪急東宝グループを創業した小林一三によって創立され、現在は映画館の運営や飲食店の運営などのエンタメ・サービス業に加え、不動産事業を営んでいる。

「体験」と「場所」を提供するのは、同社として自然な流れなのかもしれない。あえて白浜町にサテライトオフィスを開設したのは、場所だけでなく、体験を提供したいという思いからだ。

ANCHORは日本語で錨(いかり)。地域にしっかりと錨を下ろし、この施設を中心に物事が循環していくことを目指してこの名前がつけられた。

同社は地域の学校や企業などと協働して多種多様な体験型イベントをANCHORで催したり、地域と連携したイベントを開催したりするなど、ANCHORの活用にとどまらず、地域で広く活動している。

ANCHORを管理している佐々木太樹さんは「地域とのつながりを強めて地域の人や入居企業が自然に集まってくる環境を作りたい。ANCHORが人と人をつなげるきっかけになって、雇用や新しいビジネスの可能性を広げていきたい」と話す。

地域といういつもと異なる場所でいつものビジネスを行うサテライトオフィス。想いの込められた場所でのワーケーションは、あなたのビジネスにも新しいインスピレーションを与えてくれるかもしれない。

ANCHOR
住所     和歌山県白浜町1313番地
電話番号   06-6361-3562(オーエス株式会社)
ホームページ https://os-workingretreat.jp/nankishirahama/