旅するチョウ、ひらり フジバカマ園にアサギマダラ飛来、和歌山・上富田町
秋の七草の一つのフジバカマ(キク科)が、和歌山県上富田町下鮎川の園地で咲き始めた。長距離を移動するチョウ、アサギマダラ(タテハチョウ科)を呼ぶ花として知られ、訪れた人に喜んでもらおうと栽培する人が増えている。開花とともに、アサギマダラの飛来も増えてきた。
下鮎川のフジバカマ園は、地元に住む山本富続さん(85)を中心に、下鮎川環境美化グループの10人ほどがボランティアで整備、管理をしている。薄赤紫色のつぼみをつけ、600~700本ほどが白色の花を咲かせ始めている。20日ごろには見頃を迎え、11月上旬まで楽しめそうだという。
山本さんは「毎年花が咲いて、アサギマダラがやって来るのが楽しみ。ボランティアのメンバーは、それらを見にたくさんの人が足を運んでくれるのがうれしくて整備を続けてくれている」と話している。
フジバカマ園は国道311号沿いにあり、ドライバーの目に留まるように看板を設置している。駐車場もある。
■蜜求めてひらり
フジバカマ園では、花の蜜を求めてアサギマダラが飛来している=写真下。
アサギマダラは淡い水色の斑紋が特徴的で、羽を広げると10センチほどになる。12日には数十匹が飛来していた。
和歌山市からアサギマダラを見に訪れたという60代の夫婦は「こんなにきれいに整備してくれていて、ありがたい。昨年も訪れたが少し遅かったので、今回はリベンジしようと下見に来た。まさか、もう飛んで来ていると思わなかったのでうれしい」と喜んでいた。
■アサギマダラ祭り 29日、上富田町市ノ瀬
まちおこし団体「Daruma CLUB(ダルマクラブ)」は29日午前10時~午後3時、上富田町市ノ瀬にある興禅寺(だるま寺)下の「アサギマダラの丘」で、催し「アサギマダラ祭り」を開く。飲食物を販売する店が並ぶほか、音楽ライブもある。悪天候時は11月3日に延期する。
町内で撮影したアサギマダラの写真が対象のフォトコンテストと、アサギマダラをイメージした作品を対象にするアートコンテストも開いている。応募は11月15日まで。団体の「フェイスブック」のページで詳細を確認できる。
問い合わせは、代表の吉田耕司さん(090・4033・6142)へ。
下鮎川のフジバカマ園は、地元に住む山本富続さん(85)を中心に、下鮎川環境美化グループの10人ほどがボランティアで整備、管理をしている。薄赤紫色のつぼみをつけ、600~700本ほどが白色の花を咲かせ始めている。20日ごろには見頃を迎え、11月上旬まで楽しめそうだという。
山本さんは「毎年花が咲いて、アサギマダラがやって来るのが楽しみ。ボランティアのメンバーは、それらを見にたくさんの人が足を運んでくれるのがうれしくて整備を続けてくれている」と話している。
フジバカマ園は国道311号沿いにあり、ドライバーの目に留まるように看板を設置している。駐車場もある。
■蜜求めてひらり
フジバカマ園では、花の蜜を求めてアサギマダラが飛来している=写真下。
アサギマダラは淡い水色の斑紋が特徴的で、羽を広げると10センチほどになる。12日には数十匹が飛来していた。
和歌山市からアサギマダラを見に訪れたという60代の夫婦は「こんなにきれいに整備してくれていて、ありがたい。昨年も訪れたが少し遅かったので、今回はリベンジしようと下見に来た。まさか、もう飛んで来ていると思わなかったのでうれしい」と喜んでいた。
■アサギマダラ祭り 29日、上富田町市ノ瀬
まちおこし団体「Daruma CLUB(ダルマクラブ)」は29日午前10時~午後3時、上富田町市ノ瀬にある興禅寺(だるま寺)下の「アサギマダラの丘」で、催し「アサギマダラ祭り」を開く。飲食物を販売する店が並ぶほか、音楽ライブもある。悪天候時は11月3日に延期する。
町内で撮影したアサギマダラの写真が対象のフォトコンテストと、アサギマダラをイメージした作品を対象にするアートコンテストも開いている。応募は11月15日まで。団体の「フェイスブック」のページで詳細を確認できる。
問い合わせは、代表の吉田耕司さん(090・4033・6142)へ。