和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月26日(火)

全国唯一「うめ課」が50周年 SAでガチャクーポン、梅の里和歌山・みなべ町

施設内で干す、塩漬けされた梅(和歌山県みなべ町)
施設内で干す、塩漬けされた梅(和歌山県みなべ町)
 日本一の梅の産地、和歌山県みなべ町はネクスコ西日本関西支社と共同で、梅の町をPRする「うめルカムtoみなべ町~みなべ町へちょこっと寄り道キャンペーン~」を7~9日と14、15日、阪和自動車道の岸和田と印南のサービスエリア(SA、下り線)などで展開する。お得なクーポンが当たる「みなべ旅っチャ」や梅干しの試食イベント「南高梅干し味くらべ」などがある。

 1973年4月に当時の南部川村に、全国唯一の「うめ課」が開設されて50周年を迎えたことを記念するイベント。

 「みなべ旅っチャ」は、通称「ガチャガチャ」と呼ばれる「カプセルトイ」のクーポン版。岸和田と印南のサービスエリア(下り線)に午前8時~午後3時に設置する。1回500円で、空くじがなく、1等(3千円、100本)、2等(2千円、200本)、末等(千円、700本)のクーポンが当たる。

 「南高梅干し味くらべ」は、岸和田サービスエリア(下り線)で午前8時~午後3時に実施する。みなべ町で誕生した梅の人気品種「南高梅」を使ったさまざまな味の梅干しを試食することができる。

 このほか、自動料金収受システム(ETC)無線走行でみなべインターチェンジ(IC)出口を利用すれば、千円分のクーポンがもらえる。当日に「みなべうめ振興館」2階受付(午前9時~午後5時)でETCカードを提示すればよい。1日当たり先着30本。

 いずれのクーポンも、道の駅「みなべうめ振興館」の売店など、キャンペーンに参加するみなべ町の飲食店や土産物店など26施設で利用できる。利用期間は7日~12月10日。

 みなべ町では、抽選で宿泊券や特産品などが当たるスタンプラリーも来年3月3日まで実施している。