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2024年12月21日(土)

神島高、敗者復活で全国へ うまいもん甲子園「梅と鯛のガパオライス」

神島高校の「梅と鯛(タイ)のガパオライス」
神島高校の「梅と鯛(タイ)のガパオライス」
 「第12回ご当地!絶品うまいもん甲子園」(全国食の甲子園協会主催)で、神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)が敗者復活による決勝(全国)大会出場を決めた。交流サイト(SNS)での「応援投票」で全国最多の2239票を獲得した。

 「うまいもん甲子園」は、高校生が料理の腕と味、プレゼンテーションを競うコンテスト。八つのエリア大会各1位チームが全国進出を決めていた。近畿エリア大会で1位を逃した神島高校は、30チームが1枠の全国出場を懸けて競う敗者復活戦に出場。投票は15~18日に大会公式LINE(ライン)で行われた。

 神島高からは3年生の川﨑廉斗君、東れおなさん、廣畠大侍君の3人が、地域特産の南高梅と白浜町産の養殖マダイを使った「梅と鯛(タイ)のガパオライス」を出品した。

 3人は地域の企業や各種団体、行政機関などを回り、投票への協力を呼びかけた。神島高は商品開発プロジェクト「神島屋」などを通じ、地域との結び付きが強く、訪れる先々でエールを受けたという。2位以下に千票以上の差をつけて断トツの1位となった。

 「梅と鯛のガパオライス」は、アジア風と和風の2種類をセットにしている。どちらにも梅肉を使用し、独自の味わいを生み出した。二つの味を混ぜることで、三つ目の味も楽しめるという。

 全国大会は11月26日に東京である。