和歌山県田辺市龍神村広井原のドライブイン「龍の故郷（ふるさと）」は２３日午前１０時から、昨年９月のオープンから１周年を記念したイベントを開く。限定１００食の特別弁当を販売するほか、龍神村のクリエイターによるワークショップやフルーツカット講座なども実施する。

　当日は、午前１０時から「なかへち清姫太鼓」による和太鼓の演奏でスタート。１０時半からは、閉店の午後４時まで段ボールに動物の絵を描いたり、木製龍や輪ゴム鉄砲を作ったりするワークショップを実施する。手彫りの木のスプーンや、手作り蜜ろうなども販売する。

　午前１０時５０分からは餅まきと菓子まきを予定しているほか、午前１１時から食堂で特別弁当（１５００円、持ち帰り不可）やコーヒー、ジュースを販売する。

　フルーツカット講座は午後２時から始まる。参加費は２千円。事前予約が必要で、申し込みは１６日まで。３歳以上が対象で、小学４年生までは保護者と同伴が条件となる。田辺市の新谷睦子さんが講師を務め、フルーツカッティングの楽しさや果物の魅力を伝える。

　オーナーの山本久美子さん（６０）は「この１年、皆さんのおかげでここまでこられたと思う。感謝の気持ちを込めて、来ていただいた人に少しでも楽しんでもらえるイベントにしたい。観光客の方もぜひ立ち寄っていただけたら」と話している。

　フルーツカット講座の申し込み、問い合わせは、山本さん（０７０・１７８７・９２３０）へ。