県内のタクシー運賃値上げ 7月3日から約1割、和歌山
国土交通省近畿運輸局は、7月3日からこれまでより約1割の値上げとなる和歌山県内の新たなタクシー運賃を公示した。
運輸局は県内4地区のタクシー事業者から、運転者の労働条件の改善を主な理由とした運賃改定の申請を受け、審査して新たな運賃を示した。
紀南地区(田辺市、新宮市、西牟婁郡、東牟婁郡、みなべ町)は3年ぶりの改定で、普通車の初乗りの上限運賃は1・2キロでこれまで580円だったのが、640円になる。加算運賃も走行距離269メートルごとに90円だったのが、243メートルごとに90円となる。
このほか、和歌山市域地区では小型車や中型車が普通車の扱いに統合され、初乗りの上限運賃は1・3キロで650円、加算運賃は258メートルごとに90円になる。
橋本地区では初乗りの普通車の上限運賃は1・3キロで650円、加算運賃は251メートルごとに90円に、有田・御坊地区では初乗りの普通車の上限運賃は1・4キロで600円、加算運賃は290メートルごとに80円になる。
運輸局によると、背景には新型コロナの影響や燃料費の高騰、運転者の確保などの課題があるといい、今回の運賃改定実施に伴い、県タクシー協会などに対し、適切に運転者の労働条件の改善措置をすることなどを指導していくとしている。
運輸局は県内4地区のタクシー事業者から、運転者の労働条件の改善を主な理由とした運賃改定の申請を受け、審査して新たな運賃を示した。
紀南地区(田辺市、新宮市、西牟婁郡、東牟婁郡、みなべ町)は3年ぶりの改定で、普通車の初乗りの上限運賃は1・2キロでこれまで580円だったのが、640円になる。加算運賃も走行距離269メートルごとに90円だったのが、243メートルごとに90円となる。
このほか、和歌山市域地区では小型車や中型車が普通車の扱いに統合され、初乗りの上限運賃は1・3キロで650円、加算運賃は258メートルごとに90円になる。
橋本地区では初乗りの普通車の上限運賃は1・3キロで650円、加算運賃は251メートルごとに90円に、有田・御坊地区では初乗りの普通車の上限運賃は1・4キロで600円、加算運賃は290メートルごとに80円になる。
運輸局によると、背景には新型コロナの影響や燃料費の高騰、運転者の確保などの課題があるといい、今回の運賃改定実施に伴い、県タクシー協会などに対し、適切に運転者の労働条件の改善措置をすることなどを指導していくとしている。