「山里の貴婦人」咲く すさみ町でキイジョウロウホトトギス
和歌山県すさみ町佐本地域で、紀伊半島の固有種で「山里の貴婦人」として知られるキイジョウロウホトトギス=写真=が見頃を迎えている。
同町佐本追川223の1、中露一清さん(84)方では、延長25メートルの石垣に植えた株が茎を伸ばし、釣り鐘状の黄色い花をつけている。春以降の日照時間を長くしたことが功を奏したのか、今年は特に咲き具合が良いという。見物客も多いといい「きれいと喜んでくれるのがうれしい」と話す。
中露さんは6月、鋼管を組んで黒いシートで覆う日よけを数十年ぶりに一新した。「私はもう高齢だが、佐本地域にいつまでもキイジョウロウホトトギスを残したいと組み直した」という。
同町佐本追川223の1、中露一清さん(84)方では、延長25メートルの石垣に植えた株が茎を伸ばし、釣り鐘状の黄色い花をつけている。春以降の日照時間を長くしたことが功を奏したのか、今年は特に咲き具合が良いという。見物客も多いといい「きれいと喜んでくれるのがうれしい」と話す。
中露さんは6月、鋼管を組んで黒いシートで覆う日よけを数十年ぶりに一新した。「私はもう高齢だが、佐本地域にいつまでもキイジョウロウホトトギスを残したいと組み直した」という。