和歌山県田辺市稲成町に「めがね家」（西岡圭介店主）がオープンした。コンセプトは「ちょっといい眼鏡店」。数多くのブランドを取り扱っており、県内では珍しい商品もある。

　大手眼鏡チェーン店に勤めていた先輩、後輩関係の２人が立ち上げた。ともに田辺市出身ではないが、たまたま配属先が同じ田辺市で、その後転勤があったものの、２人が出会った地で店を始めることにしたという。

　大人用フレームはほとんどが日本製。強度があり、信頼のおける工場で作られた商品だけを取り扱っており、機能性に優れたものやデザイン性があるものなど品ぞろえが充実している。

　釣り人の必需品である「偏光レンズ」はドライブにもおすすめ。対向車のフロントガラスの反射を軽減してくれるので、運転しやすくなる。

　子ども用の眼鏡も豊富。さまざまなカラーをそろえており、現物を見て選べる。海外製のおしゃれな治療用の眼鏡もあり、ファッションの一部として楽しめる。

　西岡店主は「都会に出向かないと出合えなかった商品が、地元で手に入るようにしたい。店内にはベンチもあるので、子ども連れでも安心して来店して」と話している。

【お店情報】
田辺市稲成町２９８―１ 営業：午前１０時～午後７時 木曜定休 電話０７３９・３４・２３５２