和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月24日(火)

ヤドカリが新生活応援! すさみ、エビとカニの水族館

ヤドカリなど8種約30匹を展示している(和歌山県すさみ町江住で)
ヤドカリなど8種約30匹を展示している(和歌山県すさみ町江住で)
 和歌山県すさみ町江住にある「エビとカニの水族館」は、春の新生活を応援する特別展をしている。「海の引っ越し名人」ヤドカリなど8種約30匹が五つの水槽の中で、にぎやかに動き回っている。21日まで。

 透明の容器に入ったイシダタミヤドカリは、体のつくりがよく見える「クリスタルヤドカリ」として人気者になっている。ヤドカリが新たな貝に引っ越す様子を映した動画も放映している。

 このほか、両方のはさみにイソギンチャクを付けている姿がボンボンを持つチアリーダーを連想させることから「海のチアガール」とも呼ばれているキンチャクガニなども展示している。

 この水槽を担当した飼育員の本多正樹さん(24)は「新生活に不安のある方は、キンチャクガニを見てやる気を奮い立たせてほしい」と話している。

 問い合わせは、水族館(0739・58・8007)へ。年中無休。開館時間は午前9時~午後5時(最終入館午後4時20分)。