【動画】ロケット列車「発射」 JR西が打ち上げ応援
JR西日本和歌山支社は3月31日、和歌山県紀南地方と大阪方面を結ぶ特急くろしおに、串本町田原にできた民間小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げられるロケット「KAIROS(カイロス)」などのデザインをあしらった車両の運行を始めた。同日、串本駅(串本町)と紀伊勝浦駅(那智勝浦町)で両町長ら関係者が出迎えるなどし、今年の夏ごろを目指している初号機発射を応援する機運を盛り上げた。
特急くろしお「ロケットカイロス号」と名付けられたラッピング列車で、県と串本、那智勝浦の両町、JR西日本和歌山支社が連携して運行。1編成で、最前部と最後部の2両の前頭部にスペースポート紀伊の公式エンブレムと「Wakayama」という文字を配し、両側面には串本と那智勝浦の両町が作成したロゴマークに「ロケット〝KAIROS〟を応援しよう!」というメッセージを添えてデザインした。
初日は最初の車両がJR串本駅に到着するのに合わせ、関係者約20人がホームで実物大(約18メートル)のカイロスが描かれた幕を掲げたり、旗を振ったりして歓迎。田嶋勝正串本町長は「初号機の打ち上げはもう少し時間がかかるかもしれないが、それまでに多くの皆さんにロケットがいよいよ飛ぶことを知っていただきたい。皆さんのお力を借りて盛り上げていきたい」と話した。
到着した列車には人気漫画『宇宙兄弟』の登場人物に扮(ふん)した町職員が乗り込み、乗客にクリアファイルやロケットの形をした風船といったグッズを配るなどしてアピール。受け取った大阪市の男性(51)は「ロケットのことは知らなかったのでびっくりした。打ち上げの成功を祈りたいし、すごく期待もしている」と笑顔を見せた。
紀伊勝浦駅でも関係者が歓迎。堀順一郎那智勝浦町長は「地域から発信でき、すごく喜ばしい。ロケットや宇宙に興味を持つ方はたくさんいらっしゃるので、観光面で今までとは違う新たな顧客の開拓にもつながると期待している」と話していた。
運行ダイヤは日により異なり、上下線合わせて最大4本運行するが、走らない日もある。車内にはカイロスについてのポスターを掲示しており、車内放送でも紹介するという。
特急くろしお「ロケットカイロス号」と名付けられたラッピング列車で、県と串本、那智勝浦の両町、JR西日本和歌山支社が連携して運行。1編成で、最前部と最後部の2両の前頭部にスペースポート紀伊の公式エンブレムと「Wakayama」という文字を配し、両側面には串本と那智勝浦の両町が作成したロゴマークに「ロケット〝KAIROS〟を応援しよう!」というメッセージを添えてデザインした。
初日は最初の車両がJR串本駅に到着するのに合わせ、関係者約20人がホームで実物大(約18メートル)のカイロスが描かれた幕を掲げたり、旗を振ったりして歓迎。田嶋勝正串本町長は「初号機の打ち上げはもう少し時間がかかるかもしれないが、それまでに多くの皆さんにロケットがいよいよ飛ぶことを知っていただきたい。皆さんのお力を借りて盛り上げていきたい」と話した。
到着した列車には人気漫画『宇宙兄弟』の登場人物に扮(ふん)した町職員が乗り込み、乗客にクリアファイルやロケットの形をした風船といったグッズを配るなどしてアピール。受け取った大阪市の男性(51)は「ロケットのことは知らなかったのでびっくりした。打ち上げの成功を祈りたいし、すごく期待もしている」と笑顔を見せた。
紀伊勝浦駅でも関係者が歓迎。堀順一郎那智勝浦町長は「地域から発信でき、すごく喜ばしい。ロケットや宇宙に興味を持つ方はたくさんいらっしゃるので、観光面で今までとは違う新たな顧客の開拓にもつながると期待している」と話していた。
運行ダイヤは日により異なり、上下線合わせて最大4本運行するが、走らない日もある。車内にはカイロスについてのポスターを掲示しており、車内放送でも紹介するという。