特急銀河、紀南で最終運行 36往復3千人が利用
JR西日本の観光特急列車「WEST EXPRESS(ウエスト エクスプレス)銀河」の紀南コース(京都―新宮駅間)の運行が8日に終了した。昨年10月3日からの約5カ月で36往復し、約3千人が利用した。和歌山県紀南地方の首長らは「多くの利用があり、観光客が訪れてくれた。また運行してもらえるとありがたい」と話している。
紀南の7市町村と県でつくる銀河受入協議会(会長・田岡実千年新宮市長)の要望を受け、2021年7~12月に続いて2回目の運行だった。前回も約3千人が乗車した。
銀河は、紀南では紀伊田辺、白浜、周参見、串本、古座、紀伊勝浦、太地の各駅に停車。各自治体や観光団体は、各駅で乗客を物産販売などでもてなした。列車は6両編成で、定員は京都発の夜行が85人、新宮発の昼行が101人だった。
最終運行の8日、白浜町堅田のJR白浜駅には鉄道ファンらが集まり、銀河の写真や動画を撮影していた。京都方面へ出発する銀河に向かって、手旗を振って見送った。
初めて銀河に乗車したという大阪市の70代夫婦は「ものすごく楽しかった。また乗りたい」と言い、見送りに来ていた田辺市内の小学6年男子は「県内各地の駅へ毎週、銀河の写真や動画を撮影しに行っていたので、寂しくなる。また来てほしい」と話した。
田岡会長は「南紀熊野へ多くの観光客を運んでくれて大変ありがたかった」と話している。
JR西日本は「地元の皆さまの協力のおかげで、お客さまに大変満足していただけたと感謝している。今後の運行については未定だが、引き続き、地域の皆さまと一緒に和歌山を盛り上げていきたい」と語った。
紀南の7市町村と県でつくる銀河受入協議会(会長・田岡実千年新宮市長)の要望を受け、2021年7~12月に続いて2回目の運行だった。前回も約3千人が乗車した。
銀河は、紀南では紀伊田辺、白浜、周参見、串本、古座、紀伊勝浦、太地の各駅に停車。各自治体や観光団体は、各駅で乗客を物産販売などでもてなした。列車は6両編成で、定員は京都発の夜行が85人、新宮発の昼行が101人だった。
最終運行の8日、白浜町堅田のJR白浜駅には鉄道ファンらが集まり、銀河の写真や動画を撮影していた。京都方面へ出発する銀河に向かって、手旗を振って見送った。
初めて銀河に乗車したという大阪市の70代夫婦は「ものすごく楽しかった。また乗りたい」と言い、見送りに来ていた田辺市内の小学6年男子は「県内各地の駅へ毎週、銀河の写真や動画を撮影しに行っていたので、寂しくなる。また来てほしい」と話した。
田岡会長は「南紀熊野へ多くの観光客を運んでくれて大変ありがたかった」と話している。
JR西日本は「地元の皆さまの協力のおかげで、お客さまに大変満足していただけたと感謝している。今後の運行については未定だが、引き続き、地域の皆さまと一緒に和歌山を盛り上げていきたい」と語った。