和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月20日(金)

中国の児童とオンラインで交流 白浜町北富田小の6年生

別れを惜しみながら、交流の最後にモニターに向かって手を振る北富田小の児童ら(和歌山県白浜町内ノ川で)
別れを惜しみながら、交流の最後にモニターに向かって手を振る北富田小の児童ら(和歌山県白浜町内ノ川で)
 和歌山県白浜町内ノ川の北富田小学校6年生7人は2月22日、オンラインで中国四川省成都市成華区の熊猫路小学校の5、6年生16人と交流した。クイズを出題したり、文化などについて聞いたりして友好を深めた。

 町と成華区は2020年に友好協力関係締結に関する覚書を取り交わしており、各種交流を実施している。今回の交流もその一環。同校では21年にも交流会を開いており、今回で2回目となる。

 今回は、北富田小の児童が4択クイズを出題。「パンダを初めて見つけたのは何人でしょうか」などとパンダに関するクイズで盛り上がった。熊猫路小の児童は正月の過ごし方や料理を紹介したり、紙版画を披露したりした。

 交流の最後には、「正月料理で一番おいしいのは何ですか」「どんな遊びをしますか」などと質問し合う時間もあった。

 辻遥輝君は「初めは緊張したけど途中からほぐれてきて、楽しかった」、稲垣仁宙君は「中国の人はみんな辛いもの好きだと思っていたけど、違うと知って驚いた」、河野瑞希君は「質問はネットを見ながら考えた。同じ小学生だけど、制服を着ていたのにも驚いた」と話した。