保護者に弁当振る舞う 南部高校、調理コースの生徒
和歌山県みなべ町芝、南部高校の食と農園科で「調理コース」を専攻する1年生20人がこのほど、学年締めくくりの取り組みとして和食弁当を作って保護者に食べてもらい、教職員に販売した。保護者は生徒と一緒にうれしそうに食べていた。
調理コースでは、店を構える調理師を講師に招いて調理実習をしており、本年度は田辺市朝日ケ丘で和食店を営む湯川和洋さんから日本料理を習った。
この日の弁当には、これまでに作り方を習った料理をそろえた。「魚の西京みそ漬け」「エビと野菜の天ぷら」「ハマグリと菜の花の吸い物」などがあり、食材として同校の農場で栽培された野菜や加工された梅干し、同校の卒業生から提供してもらった野菜のほか、地元産の果物も使った。
生徒は5班に分かれ事前に下準備をして、この日は分担して1品ずつ丁寧に作り箱に詰めた。
調理を保護者が見守り、出来上がると保護者と生徒が並んで試食。1品ずつしっかり味わっていた。
将来はホテルで働きたいという宮本佳樹未さん(16)は「見た目もきれいにでき、喜んでくれたのでよかった」。母の千佳さん(41)=田辺市下三栖=は「家でも料理をしてくれる。おせちもおいしかったし、魚もさばける。プロに教えてもらい、本人も充実している。今日は見させてもらってよかった」と話していた。
調理コースでは1年時に和食、2年時に西洋料理と中国料理、3年時にそれ以外の料理や地元の食材に重点を置いた実習をしている。各学年、締めくくりとしてこの日のような取り組みをしているという。
調理コースでは、店を構える調理師を講師に招いて調理実習をしており、本年度は田辺市朝日ケ丘で和食店を営む湯川和洋さんから日本料理を習った。
この日の弁当には、これまでに作り方を習った料理をそろえた。「魚の西京みそ漬け」「エビと野菜の天ぷら」「ハマグリと菜の花の吸い物」などがあり、食材として同校の農場で栽培された野菜や加工された梅干し、同校の卒業生から提供してもらった野菜のほか、地元産の果物も使った。
生徒は5班に分かれ事前に下準備をして、この日は分担して1品ずつ丁寧に作り箱に詰めた。
調理を保護者が見守り、出来上がると保護者と生徒が並んで試食。1品ずつしっかり味わっていた。
将来はホテルで働きたいという宮本佳樹未さん(16)は「見た目もきれいにでき、喜んでくれたのでよかった」。母の千佳さん(41)=田辺市下三栖=は「家でも料理をしてくれる。おせちもおいしかったし、魚もさばける。プロに教えてもらい、本人も充実している。今日は見させてもらってよかった」と話していた。
調理コースでは1年時に和食、2年時に西洋料理と中国料理、3年時にそれ以外の料理や地元の食材に重点を置いた実習をしている。各学年、締めくくりとしてこの日のような取り組みをしているという。