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2024年12月19日(木)

田辺梅林4日開園へ 観梅協会がオープニング式典

関係者を招いて開いた紀州石神田辺梅林オープニング式典(1日、和歌山県田辺市上芳養で)
関係者を招いて開いた紀州石神田辺梅林オープニング式典(1日、和歌山県田辺市上芳養で)
 和歌山県田辺市上芳養の紀州石神田辺梅林が4日に開園するのを前に、紀州田辺観梅協会(濱田洋会長)は1日、観光や行政、地元の関係者を招き、オープニング式典を開いた。コロナ禍で昨年、一昨年は梅林を開かず、物販やイベントのある開園は3年ぶり。関係者は梅林のにぎわい、地域の発展を願った。

 式典には約60人が出席。濱田会長はあいさつで、持続可能な産地を目指したいとし「梅とともに、梅の民として、皆さんの力を借りて一歩一歩前へ進みたい」と述べた。

 祝辞では真砂充敏市長が、梅産地が次のステップを踏むための販売促進や新たな魅力のあり方についての施策を予算化していきたいとの考えも示した。

 協会によると、満開は20日ごろの見込みという。

 開園期間の3月5日まで、日曜や祝日に催しが企画されている。問い合わせは、市観光振興課内の紀州田辺観梅協会(0739・26・9931)へ。