【会場】
日時：令和5年 2月18日（土）～19日（日）11:00〜16:00
場所：ガーデンホテル　ハナヨアリーナ（田辺市文里２丁目３６－４０）

事前収録に密着

高齢福祉、障がい福祉、児童福祉の垣根を越えて、地域住民の方々とのふれあいを大切にしたいという思いから始まった文化祭は今年で29回目を迎えます。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、第２７回、２８回はオンライのみでの開催でした。今年は作品の展示、雑貨と食べ物の販売は会場で、歌やダンスなどの舞台はオンラインによる配信というハイブリット型で開催します。事前収録は2日間にわたって紀南文化会館小ホールで行われ、熱気あふれる舞台が動画に収められました。

収録に参加したのは１６団体・個人です。このうち、フォレスクールの皆さんはダンス３曲を収録しました。今回はオリジナルの衣装を新調。練習時間が少ない中、昨年よりも一段と完成度を高めたダンスを収録しました。


フリーキッズの皆さんによるダンスには、舞台のカラフルなスポットライトが彩りを添えました。１曲目は少し緊張した様子でしたが2曲目、3曲目には笑顔がこぼれました。みんなで振り付けを合わせるところ、自分なりに自由に表現するところなど、これまでの練習の成果を十分に発揮できたようです。


熊野高校Kumanoサポーターズリーダー部は全8曲を披露しました。同校の卒業生である坂本冬美さんの代表曲「夜桜お七」に合わせたよさこいから始まり、それぞれの曲に合わせて表情豊かに演じました。3年生が引退し、1、2年生だけで編成された初めての舞台。初々しさも感じられました。
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各団体とも限られた収録スケジュールの中で、納得がいくまで何度も繰り返しながら撮影が進められていました。無事に収録を終えて「OKです！」という声が響くと緊張がほぐれて、一気に和やかな雰囲気に変わりました。

会場で会いましょう

ー初めてのハイブリッド開催ですね
配信は、いつでも自分の時間に合わせて見られるのがいいところなのですが、やはり「会場に行きたい」という方が多くいます。
まだ新型コロナ感染症が収まっていないので賛否両論ありましたが、飲食はテイクアウトにするなど対策もしっかりして、一部は会場で開催することにしました。

ー大切にしていることは
集まること、会えることがやはり大切だと思います。ここで1年ぶりに会うという方もいます。「久しぶり！」と声を掛け合ったり、1日中楽しそうに座っている方がいたり、そういう場所があることが大切だと思います。
練習してきたことを見てもらえる発表の場というのも大切です。舞台発表は動画という形になりますが、多くの方に見てもらえるということでやる気が違います。

ー来場される方にメッセージを
やっと集まれます。みんなで一息いれませんか。ささやかながらそういう場所を作りました。本当に小さな場所になりますが楽しんでください。


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作品を作っていく過程なども配信するそうです。会場での開催と配信を組み合わせた新しい形のふれあい文化祭。この経験を今後にもつなげていきたいと話してくれました。

舞台発表を楽しんでください

■フリーキッズ


毎年メッセージ性のある曲を選んでいます。今年は、リズムに乗れるセブンティーンの曲「チアーズ」というK-popも取り入れてみました。今までにないフリーキッズのテイストを楽しんでください。

■熊野高校Kumanoサポーターズリーダー部

一曲目の「夜桜お七」に合わせたよさこいは初めての曲です。細かいところなどたくさん教えてもらって練習したので、ぜひ見てもらいたいです。全員が参加した曲なので、それも楽しかったです。配信を楽しみにしていてください！