和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月19日(木)

【PR】第30回ふれあい文化祭/会場とオンラインのハイブリッド開催、飲食ブースも開設


田辺地域の福祉施設が一堂に会する「第30回ふれあい文化祭」が2月17日(土)、18日午前10時~午後4時、田辺市文里2丁目のガーデンホテル ハナヨアリーナで開かれます。会場での展示・販売とオンラインでの舞台発表や福祉施設の紹介を組み合わせたハイブリッド形式での開催。新型コロナが5類に移行したことから、今回は会場での飲食もできるようにします。

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■会場開催
・日時 令和6年2月17日(土)、18日(日) 午前10時~午後4時
・場所 ガーデンホテル ハナヨアリーナ(田辺市文里2丁目36-40)
・内容 みんなの作品展、雑貨販売、食べ物販売、飲食ブース、ガラガラ抽選会

■オンライン配信 
・令和6年2月1日(木)~2月29日(木)
・歌やダンスの舞台発表
・福祉施設のPR動画

■熱気あふれる舞台収録


歌やダンスの収録は紀南文化会館小ホールで行われました。その様子をリポートします。

○力強く「愛は勝つ」 ふたば第二作業所

歌唱曲はKANさんのヒット曲「愛は勝つ」。歌や振り付けを1カ月間練習したというメンバーは、ステージの上ではやや緊張気味でしたが、ピアノの生演奏に合わせて力強く歌いました。「最後に愛は勝つ」というフレーズでは、片手を高く差し上げてポーズを決めました。

○ステージ上で熱い拍手 あすか作業所

音楽の教科書にも載っている「翼をください」を合唱しました。リハーサルなしで本番へ。収録のOKは出たのですが、メンバーから「もう1回歌いたい」という声が挙がりアンコール。2回目を歌い終わるとステージの上で大きな拍手が沸き起こりました。

○練習の成果存分に KIRARA(きらら)

フォレスクールとふたば福祉会の仲間約30人で構成。「踊りやすい新曲を選びました」と、ダンスを指導した前田恵子さん。昨年10月の弁慶まつり参加に合わせて、7月から9月まで週1回のペースで練習を重ねました。その成果もあって、ステージをいっぱいに使い、スピード感あふれるよさこい踊りを披露しました。

○リズミカルに「やってみよう」 フォレスクール

自由に踊れる曲として「やってみよう」を選曲。ステージでは、おそろいの緑色のTシャツを着て手には金と銀のポンポン。楽しく、リズミカルなダンスを披露しました。

記念すべき第30回開催


○実行委員長インタビュー

節目になる第30回の開催に当たって、実行委員長の米川徳昭さん(67)にお話をうかがいました。

――記念すべき開催になりますね。

30年続いた意味は大きいと思います。1回から実行委員長を務めていますが、こんなに大きなイベントに成長するとは思っていませんでした。「つながり」「連携」「みんなでつくる」という基本を継承しながら、そこに毎年新しいアイデアを加えてきたことが30年続けられた要因と思います。

――昨年は初めてのハイブリッド開催でした。

展示だけだと来場される方が少ないのではと心配していましたが、「やはりこの場所に来たい」という人が多くて、大変にぎわいました。会場で開催して良かったと思います。「虹」をテーマに作品を募集して一般の方に参加してもらう工夫もしました。そこに100点以上の応募があり、想像以上にいい作品が出てきました。今年は「キミがいて、ボクがいて」がテーマです。当日、会場に展示します。

――オンラインの利用は4年目です。

オンラインの開催にもいいところがあります。事業所によっては、会場の舞台には当日参加できないけれど、事前収録のオンラインなら参加できるというところがあります。また、作品展示でも、作る過程を映像で表現できるのもオンラインの良さです。事業所の紹介もしています。コロナ禍が落ち着いても、オンラインは残していきたいと思います。

――今年は会場での飲食も再開します。

うどんやたこ焼きなど、名物の飲食が再開します。それを楽しみに来てくれる方も増えるとうれしいです。

――新しい文化祭の姿が見えてきましたか。

若い人たちからは驚くべき発想が出てきますし、それに感動します。30回を迎え、次の世代の人たちが新しい文化祭を作ってくれることを期待しています。

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