神島が7回連続入賞 高校生ビジネスプラン
「第10回高校生ビジネスプラン・グランプリ」(日本政策金融公庫主催)で、神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)の生徒が考案したプラン「Ji&Bar(ジーアンドバー)―少子高齢化社会への提案」が県内で唯一、入賞に相当する「ベスト100」に選ばれた。入賞は7回連続。
大会は、将来を担う若者の創業意欲の向上が目的。全国の高校や高等専門学校455校から4996件の応募があった。
神島高のプランは、地域課題を考える課外授業「神島塾」に参加する生徒が考案した。高齢者と高校生が、憩いの場となる施設「ジーアンドバー」を一緒に運営することで、高齢者の働く機会をつくり、異世代との交流を通して生きがいを感じてもらう―という提案。
施設は、社会問題になりつつある空き家を利用することで、初期投資や運転資金を抑えられるよう工夫した。平日は体験教室などを実施する団体や個人に貸し出す。土日曜は高齢者や高校生がスタッフとなってカフェを営業し、同校の商品開発プロジェクト「神島屋」が開発したメニューを提供する。
高齢者の生きがいや働きがいを創ることで、中長期の継続を目指す。時間や体力に余裕のある高齢者が働いて収入を得ることで、自治体が出す高齢者向けの財源を他に配分できるようになるとしている。
企画に携わった3年生の清水皓太君は「ジーアンドバーを卒業までにやってみたい。神島塾に参加するまで地域の課題を気にしたことがなかった。これまでに培った議論する力を就職しても生かしたい」と話した。
26日に大阪市で大阪、奈良、和歌山3府県の入賞校による発表会がある。神島からは清水君のほか、3年生の保富円那さん、木村優花さん、1年生の蝉美沙貴さん、生駒咲樹さん、向井大翔君が出場する。動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信する。
大会は、将来を担う若者の創業意欲の向上が目的。全国の高校や高等専門学校455校から4996件の応募があった。
神島高のプランは、地域課題を考える課外授業「神島塾」に参加する生徒が考案した。高齢者と高校生が、憩いの場となる施設「ジーアンドバー」を一緒に運営することで、高齢者の働く機会をつくり、異世代との交流を通して生きがいを感じてもらう―という提案。
施設は、社会問題になりつつある空き家を利用することで、初期投資や運転資金を抑えられるよう工夫した。平日は体験教室などを実施する団体や個人に貸し出す。土日曜は高齢者や高校生がスタッフとなってカフェを営業し、同校の商品開発プロジェクト「神島屋」が開発したメニューを提供する。
高齢者の生きがいや働きがいを創ることで、中長期の継続を目指す。時間や体力に余裕のある高齢者が働いて収入を得ることで、自治体が出す高齢者向けの財源を他に配分できるようになるとしている。
企画に携わった3年生の清水皓太君は「ジーアンドバーを卒業までにやってみたい。神島塾に参加するまで地域の課題を気にしたことがなかった。これまでに培った議論する力を就職しても生かしたい」と話した。
26日に大阪市で大阪、奈良、和歌山3府県の入賞校による発表会がある。神島からは清水君のほか、3年生の保富円那さん、木村優花さん、1年生の蝉美沙貴さん、生駒咲樹さん、向井大翔君が出場する。動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信する。