物価高に洋菓子店苦心 クリスマスケーキ商戦
クリスマスが近づき、和歌山県紀南地方の洋菓子店はケーキの準備に追われている。物価高騰の影響で原材料の値段が軒並み上がり、ケーキの値上げに踏み切る店が少なくない。各店は「少しだけに抑えたが、値上げせざるを得なかった」と苦心している。
田辺市稲成町の「スイーツラボ サリュー」(谷本健オーナー)では、生クリームやチーズケーキなど6種類のクリスマスケーキを用意し、価格帯は2916~5724円。すでに予約を締め切っている。
最近は核家族化の影響からか、小さめのサイズを選ぶ人が多く、人気は生クリームのケーキや、それにチョコレートをコーティングしたケーキ。予約以外に、当日にショートケーキを買い求める人も多いという。
予約状況は例年より少し多めだが、同店は「大手の価格などを考えると、値段を大幅に高くできない。味を変えたくないので、材料を安いものに変えられない。利益が出るか心配」と話す。
同市中万呂の「かしの木 ルーブル」(那須鉄郎オーナー)は21日から、ケーキの飾りとなるアイシングクッキー作りに取りかかった。ケーキ自体は受け取り当日に作る。
予約の締め切りは設けておらず、例年当日に急きょ買いに来る人や、喫茶もやっている店内でクリスマス仕様のケーキを楽しむ人もいるという。
クリスマスのホールケーキは5種類あり、価格帯は3200~4500円。家族向けの直径18センチサイズを選ぶ人が多く、種類は生クリームのケーキが人気。今年から始めたイチゴのタルトも好評という。
値上げに関しては「個人店なので、大幅な値上げができない。味のこだわりのため材料を変えずに頑張っているが苦しい」と話している。
田辺市稲成町の「スイーツラボ サリュー」(谷本健オーナー)では、生クリームやチーズケーキなど6種類のクリスマスケーキを用意し、価格帯は2916~5724円。すでに予約を締め切っている。
最近は核家族化の影響からか、小さめのサイズを選ぶ人が多く、人気は生クリームのケーキや、それにチョコレートをコーティングしたケーキ。予約以外に、当日にショートケーキを買い求める人も多いという。
予約状況は例年より少し多めだが、同店は「大手の価格などを考えると、値段を大幅に高くできない。味を変えたくないので、材料を安いものに変えられない。利益が出るか心配」と話す。
同市中万呂の「かしの木 ルーブル」(那須鉄郎オーナー)は21日から、ケーキの飾りとなるアイシングクッキー作りに取りかかった。ケーキ自体は受け取り当日に作る。
予約の締め切りは設けておらず、例年当日に急きょ買いに来る人や、喫茶もやっている店内でクリスマス仕様のケーキを楽しむ人もいるという。
クリスマスのホールケーキは5種類あり、価格帯は3200~4500円。家族向けの直径18センチサイズを選ぶ人が多く、種類は生クリームのケーキが人気。今年から始めたイチゴのタルトも好評という。
値上げに関しては「個人店なので、大幅な値上げができない。味のこだわりのため材料を変えずに頑張っているが苦しい」と話している。