【動画】初冬の妙法山を歩く 「南方を訪ねて」に30人
和歌山県田辺市の南方熊楠顕彰会が主催する「南方を訪ねてin那智・妙法山」が11日にあり、約30人が世界遺産に登録されている熊野古道「かけぬけ道」を歩いた。
博物学者・南方熊楠(1867~1941)はイギリス留学から帰国した1900年から足かけ3年那智に滞在して民俗学、宗教学の研究や生物の採集に没頭した。妙法山を訪ねたことも日記に記している。
参加者は那智高原公園をスタートし、妙法山山頂(749メートル)を経て阿弥陀寺を参拝。谷宏之山主(65)は参加者を前に「祖父は熊楠と同世代で酒も好きだったので、酒を酌み交わしていたのではないかと想像しています」と熊楠との縁に触れながら、「熊野詣では自分と向き合う旅であり、帰り着くとそれまでとは全く違う自分があります」と熊野参詣の意義について話した。
この日は好天に恵まれ、同寺の展望台からは勝浦温泉や太平洋を一望。参加者は約5キロの古道散策を楽しんだ。
博物学者・南方熊楠(1867~1941)はイギリス留学から帰国した1900年から足かけ3年那智に滞在して民俗学、宗教学の研究や生物の採集に没頭した。妙法山を訪ねたことも日記に記している。
参加者は那智高原公園をスタートし、妙法山山頂(749メートル)を経て阿弥陀寺を参拝。谷宏之山主(65)は参加者を前に「祖父は熊楠と同世代で酒も好きだったので、酒を酌み交わしていたのではないかと想像しています」と熊楠との縁に触れながら、「熊野詣では自分と向き合う旅であり、帰り着くとそれまでとは全く違う自分があります」と熊野参詣の意義について話した。
この日は好天に恵まれ、同寺の展望台からは勝浦温泉や太平洋を一望。参加者は約5キロの古道散策を楽しんだ。