「爽やかな酸味楽しんで」 極早生ミカンの収穫始まる
和歌山県紀南地方で温州ミカンの極早生品種の収穫が始まった。JA紀南によると、9月は「日南(ひな)の姫」や「YN26」、10月は「日南(にちなん)1号」や「ゆら早生」「上野早生」といった品種を収穫する。今年は7月下旬以降に雨が少なかった影響で、今のところ小玉傾向で酸度は高めだが、糖度も高くなっているという。
田辺市下万呂の農家、小谷大蔵さん(42)は約80アールの畑で温州ミカンを栽培しており、12日から極早生の日南の姫の収穫を始めた。「日南の姫は一番収穫が早いミカン。小玉が多く、酸っぱさもあるが、爽やかな酸味を楽しみ、ミカンの季節が来たことを感じていただけたら」と話した。
同JAによる5日時点の調査では、肥大は極早生の日南1号や早生品種で前年や平年と比べてやや小さく、ゆら早生は前年、平年並み。各品種とも前年や平年と比べて減酸が遅れている一方で、糖度も高い状態だったという。
管内の温州ミカンの栽培農家は約950戸、面積は約640ヘクタール。13日から荷受けし、16日から市場販売する。11月ごろからは早生の収穫に移る。生産予想量は極早生2970トン、早生6075トンと、平年並みからやや少なめになると予想している。
田辺市下万呂の農家、小谷大蔵さん(42)は約80アールの畑で温州ミカンを栽培しており、12日から極早生の日南の姫の収穫を始めた。「日南の姫は一番収穫が早いミカン。小玉が多く、酸っぱさもあるが、爽やかな酸味を楽しみ、ミカンの季節が来たことを感じていただけたら」と話した。
同JAによる5日時点の調査では、肥大は極早生の日南1号や早生品種で前年や平年と比べてやや小さく、ゆら早生は前年、平年並み。各品種とも前年や平年と比べて減酸が遅れている一方で、糖度も高い状態だったという。
管内の温州ミカンの栽培農家は約950戸、面積は約640ヘクタール。13日から荷受けし、16日から市場販売する。11月ごろからは早生の収穫に移る。生産予想量は極早生2970トン、早生6075トンと、平年並みからやや少なめになると予想している。